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僕たちは世界で一つだけの花じゃない。真実は一つだ。

 クリエイティブな仕事を志すなら、尚更真理を求めなくてはいけないと思います。
 自分のスタイルを確立して、コンセプトを明快に打ち出すことも大事です。
 しかし、それは作品を商品にするときの話です。
 商品は、消費者の目に留まらなくては購買に結びつかないので、当然のことです。
 でもクリエイティブな仕事が、商品づくりになるとしたら、矛盾しているのではないでしょうか。
 真理を求めるときには、結論が一つでなくてはいけません。
 ですから、創作活動と正面から向き合っていれば、何かを追い求め、ゴールがない道を進むはずです。
 途中で胡麻化したり、格好付くところで止めても表現ですが、それ以上の上達は望めなくなるのではないでしょうか。
 自分が世界で一つだけの花だと思ったら、そこで満足してゴールしたことになります。
 クリエイターは求道者であるべきだと思うので、世界で一つだけの花にはなりません。
 自分と似た人間など、世界に何万人もいるはずですから。


「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。