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言葉の3分クッキング

 文章を書いて、公開する段階ですることがあります。
 タイトルと、一覧に表示されるリード文を一工夫するのです。
 料理の隠し味のように、全体のクオリティを上げることができます。
 誰に対して、何を伝える文章なのかを洗い出して、適切な問いかけをする。
 できれば、ターゲットの性別、年齢、趣味、一日のスケジュール、好きな食べ物、音楽など細かくイメージします。
 プロなら200くらい案を出すところですが、一発で決めにいきます。
 例えばこの記事。
「キャッチなタイトルを考える」
「キャッチなタイトルを考えましたか?」①
「言葉を工夫する」
「言葉のクロッキー」②
「言葉のクロッキing」③
「言葉の3分クッキング」④

① 充分キャッチだと思いました。
 素直に目的を伝えています。
② 意図を別の言葉で言い換えました。
 専門用語なので、伝わりにくいです。
③ 造語してみました。
 目を惹きそうですが、意味が分かりにくいです。
④ 3分クッキングはロングヒットの名番組ですし良いキャッチです。
 手早く、手軽にできそうなイメージです。
 難しいことを大上段に構えて言いたくない。
 エッセイのスタンスを、キャッチコピーから自分も気付かされました。

この流れを、10秒でやります。
頭の中の動画を4倍速で流す感じで。



「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。