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正気の沙汰ではない事実に対しても、実は戦略的な計画がある場合が多い。

 ここで言う「正気」は、「常識」のことである。
 「正気ではできない」という表現は、少々大げさで、単純に「凄い」をもっと強めたいくらいの意味である。
 精神活動と身体がうまく噛み合わず、不調を起こすメンタル不調を起こすと、普段とは違う行動を取ることがあるが、犯罪など社会的に大きな問題がある行動に至る確率は、健康な人よりも低い。
 だから、正確に言うと常識外れな行動は「正気の沙汰ではない沙汰ではない」と言える。
 これは、殺人など重大な事件があったとき、報道関係者が「精神鑑定」に言及するから生じたイメージであって、実際に事理弁識能力があるかどうかと、犯罪発生率との間に因果関係は見いだせないというデータがある。
 だが、人間は自分が感じ取ったことを真実だと思いがちだから、自分が普段触れていないもの、知らないものに対して深く考えずに結論を出してしまう。
 正気の沙汰ではない事実に対しても、実は戦略的な計画がある場合が多い。
 そこに考えを巡らせなくてはならない。

「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。