■活動

　だんだん定期の活動が板についてきた。『日記』『エクリルエマチエル』『文芸学習』『霊石典』である。これを継続しつつ、自分の活動を広めていきたい。そして、ときにはエッセイや写真などもやりたい。できれば週にひとつは、定期の活動以外の記事をあげたいが、無理はすまい。

■コナン映画

　この季節になると、まるで風物詩のごとくコナン映画の猛宣伝がはじまる。ここ十年くらいのコナン映画はとんでもない興行収入を叩き出しているのだ。たぶんコナンファン以外の人は最近のコナン映画の内容を知らないだろうから、たまたま見に行って驚いたらいけないので注意しておくと、まず、最近のコナン映画に、ミステリの要素はほとんどない。事件が起きて、推理して、ラストに事件解決などという生易しいストーリーを想定してはいけない。ひとことで言えば、最近のコナン映画とは、「イケメンヒーローたちが活躍する、爆発・疾走・銃撃満載のアクション映画」なのである。最新設備のビル群が爆破されたり、警察官が公道でカーチェイスしたり、コナンがスケボーで空を飛んだりすると思えばだいたい正しい。そしてそれ以上に、たまに出てくる宿敵・黒の組織がとんでもない。彼らは裏社会を暗躍する極秘の犯罪組織であったはずだが、コナン映画では、武装ヘリで東京上空にあらわれ、タワーをマシンガンで蜂の巣にしたり、潜水艦から魚雷を発射したりするのだ。極秘の犯罪組織のわりに目立ちすぎだし、そもそも、武装ヘリや潜水艦をどうやって手にいれたのか、それがどんな事件より大きな謎である。では、そんな「兵器」にコナンはどうやって立ち向かったか？答えは、ヘルメット。伸びるサスペンダーをびよーんとパチンコのように使い、ヘルメットを飛ばして武装ヘリを撃墜したのである……

　正直、最近の映画はぜんぶ、戦隊ヒーローにあこがれたコナン少年が見た『スーパー探偵コナンマン』という夢だと思う。