兵庫県川西市に『こどもオモ部』の、ジョーさんという人がいる。
女性である。
ジョーさんを表現するのは、とてもむずかしい。

みんな、ジョーさんのことを「アホだしすげえ」と思っているけど、
その「アホ」というのは天真爛漫で、自分というものを高く上げずに
こどもの目線というか、こどものキラキラしたものを本気で手に入れようとするジャンプの主人公のようなパワーを持った才能のことを言うのかもしれないし、

すげえというのは、それはそれは、すげえのだ。
ジョーさんはこどもオモ部で、
「今までに誰も見たことのない、
こども達のやりたいことを実現させる」んです。

イベントをやったことのある身としては、今までやったことのないことをやるのは途方もない手間がかかるし、
しかも、大人ではなく、こどもと力を合わせて物事を達成させる苦労は、
計り知れない。

そんなイベントを一つ一つ達成させて10年。ここまで来たのが、
「こどもオモ部」なのだ。

ようは、一番すげえことに挑んでいる人なんです。こども達がやりたい！と言ったら、殺人現場だって作っちゃう！

私の好きな動画はこちら☆
九九を覚えるのに曲まで作っちゃうところがすごい。

「根源的で言語化されていないみんなの心を震わすものを、みんなでさわりに行く！」

こうジョーさんは言う。「命がうごめく場を作る」って、
普通に言うけど、それすごいことなんだよね。
ジョーさんは場作りの職人でもある。
ピュアなエネルギーを持っているから、そこに人が集まり、助け合い、
場が形成されていく。生きている証なんじゃなかろうか。

そんなジョーさんがこどもオモ部でクラウドファンディングを始めた。
古代アメリカの叡智を学ぶためだという。

こどもたちが意見を出し合って「作戦会議」をするオモ部の現場はカオスだ。
でも、そのカオスな現場で自分を出せない子もいる。
控えめな子や、表現するのが難しい子。
ジョーさんはアメリカの古代の叡智によって、そこを超えたいと言った。

「私が思うにさ、ジョーさんはその子からもっとうまく引き出せなかった自分をせめてるんじゃないかな？　もっと自分が立派だったら、この子をもっと表現させてあげられるのにって。
でも、多分その子も実は静か～に表現してるし、
ジョーさんは完璧じゃないから、オモ部のみんなが力になりたいって
思ってるんじゃないかなあ？　知らんけど。」

「ええっそうなん！？」
「あとクラファン、ようやったね」
「それな、あたしクラファンやってるって人に言うの、すごくハードル高くて。友達に練習させてって頼んだら、『せやな。考えとくわ～』って言われて。」

「ハードル、高いよね。そこがジョーさんらしい。
クラファンって・・・面倒くさいじゃん？　だから、頼まれたらやるのにって人は、けっこう多いんじゃないかな？　直接言ってくれたら喜んでサポートするのに、言ってこうへんな～って人、多いと思うよ」

「そうなの！？　あたし、クラファンやる人の労力を減らすために、何も登録せんでもできるようにしたんよ。
そしたら、こどもたちにワンクリック詐欺やて言われて」
「ワンクリック詐欺！（笑）」

とりあえず、今こどもたちがやってみたいことは、「謝罪会見」なんだそうだ。
大人の世界をこどもたちは、よく見ているんだなあ。
あと、こどもだらけの謝罪会見、面白そうだな。（笑）

記事を読んで、面白そうと思った方は、ぜひ
クラファン応援して下さい☆　

そして、こどもたちの感性を引き出し、
自由に遊ばせてあげられる場所をお探しの皆様は、
ぜひこどもオモ部へ！！！！
兵庫県川西市ほか、名古屋、横浜、沖縄にも支部が！
待ってるよ～～～！！！！

• こどもオモ部のHP

・オモ部クラウドファンディング

大人もこどもも命がうごめく場、こどもオモ部。