さてさて。「大人になるために必要な本は一体何か？」はドグ子のテーマでもあるんだドグけど、これを岡田斗司夫さんに聞いたら「ナニワ金融道」と答えたんだドグね。

「闇金ウシジマくんでもいいけど、ナニ金ですね」と。

ナニワ金融道なら、子どもが読んでもウシジマくんほど怖くはない。小さいうちからナニ金を読んで、「サラ金はあかん。絶対、あかん。あずき相場に手、出したらあかん！　連帯保証人なんて、なるもんやない！」ということを理解した上で大人になった方が、普通の人生を送れると思うの。

そんなわけで。(*´ω｀*)

先日寄贈した学級文庫にドグ子は、マネー・リテラシーについての本

木暮太一の『カイジ「命より重い! 」お金の話』（サンマーク文庫）を入れ込んでおいたんだドグ～！＼(^o^)／　今頃、教室が「ざわ…ざわ…」ってしているドグよ！＼(^o^)／

とても読みやすく、難しい漢字もなく、小学生でも読めると踏みました！　マネー・リテラシー……ようは、お金の情報を読み解く力です。

この本の冒頭にある問題はこちらです。

Q.年利12％で100万円を借りました。「返済が大変だろうから、月に一万円ずつ返してくれればいい」と言われ、あなたはそれを受けることにしました。さて、返し終わるのはいつでしょう？

答え：永遠に返し終わらない。

年利12％ということは、年間12万円が利子につくということ。月1万円だと払えるのは利子だけで、元金が一生消えないんだドグよね。(；´Д｀)

その他にもその借金が単利なのか、複利なのかを確認しないと、複利の場合はついた利子に更に利子がついていく雪だるま方式。あっという間に借金が何倍もに膨れ上がっていく計算ドグよ。

「私には関係ない」とみんな思うと思うけど、クレジットカードで支払いをしていると、必ずあいつら「リボ払い」を勧めてこないドグか？　

カード会社はいくらポイントついてお得だのなんだの言っても、どうにか借金背負わせて美味しい利子を頂こうと必死なんだドグね。そうじゃないと、儲からないドグからして。(；´Д｀)

その他にも「何故、人が借金をするのか」など、心理的に人がお金を軽視していく過程をわかりやすく解説されてて、本当に心当たりがあることばかりで驚いたドグ……。

目の前の10万円のコートが9万7千円で隣駅で売っていたら、隣駅まで行かないでそこで買うのに、3千5百円の雑貨が隣の駅なら5百円で売ってると知った途端に買いに行くとか。

差額はどちらも3千円なのに、人の心理は大きな買い物をするときにどんどん、1円を軽視していくのだそうドグ。ひいい。恐ろしいドグ～！

そして、生活水準というものは一度上げると、下げられなくなるらしいんだドグ。なぜなら人は、贅沢にすぐ慣れるから。慣れたものより下の生活をしたくなくて、借金を自ら背負っていくのだとか。最近のサラ金は手軽いし。ドグ子は、借金の女王・中村うさぎさんが「あたしの持ってるカードはアコムのカード！」ってエッセイに書いてたときに、

おいおいこの女、本当に大丈夫ドグか！？　

って心配したものドグ……。（今思えばあれは……、わざとやってたんだろうドグね。(；´Д｀)　そういうチキンレースを楽しむ的な。。。戦略なんだドグよね……きっと。）

読み終わったドグ子はすぐカードの明細書を印刷して、チェックしましたドグ……。(；´Д｀)

色々考えた結果、youtubeプレミアムは退会することに決めました。普通にyoutubeであたし、十分じゃんって。そう思えた……これで月々980円の節約。年間だったら11760円ドグよ。(；´Д｀)

チェックしてみたら色々、食費も何もかもガバガバだったので。というか、今まで家計簿を一度もつけずに生きてきてしまったので。(；´Д｀)！！

もう少し、お金を読み解く力を、上げていこうと思ったドグ子でしたドグ～！

ドグドグ☆＼(^o^)／