小田原ひもの 山市干物専門店

小田原で干物屋やってます! 「自分の子供にも自信をもって食べさせられる干物作り」 をモ…

小田原ひもの 山市干物専門店

小田原で干物屋やってます! 「自分の子供にも自信をもって食べさせられる干物作り」 をモットーに日々小田原の自社工場で生産しています。 「お父さんの作った干物は美味しい!!」 と言われ続けられるように、毎日干物作りに励んでおります。

最近の記事

\今日の特選素材~相模湾産の真あじ/

今日は魚市場が休みなので゛昨日゛の生産ですが・・・。 ようやくと言っていいのか? ブリが静まりかけて相模湾で真アジが水揚げされ始めましたので干物にします。 相模湾の真アジは゛細マッチョ系゛のアジなので脂はあまりないんですが味の濃さがあります。さらには定置網で水揚げされているため鮮度も抜群、特にお刺身で食べたりすると歯ごたえもあって実に美味しい真アジです。 私も以前は『小田原の真アジを干物にしても脂がないしなぁ~』と思ってあまり生産しない時期もあったのですが、中には「この

    • \本日の特選素材~サヨリ/

      これもまた久しぶりの登場です! 今日はサヨリを干物にします♪ この魚は小さいんで確かにあまり食べるところは無い・・・ですがこの魚は白身の魚の中ではかなり味が濃く意外と食べ応えがあります。 刺身で食べてもサヨリらしい味は感じますが、焼くと「サヨリだぁ~」とホントによく分かりますよ! さらに水分を抜かせばさらに強力な味になりますからホントに美味しいです。 ただ・・・このサイズの割にかなり高いんですけど・・・。 この魚はその綺麗な姿から「海の貴婦人」などど女性に良く例えられま

      • ★本日の特選素材~タチウオ★

        今日は小さめのタチウオの干物を作ります♪ 「タチウオの干物ってどうなの?」 と思う方もいらっしゃると思いますが、個人的にはタチウオは干物と相性が抜群だと思ってます! タチウオ自体に味が無いと思いませんか? 刺身や塩焼きで食べると確かに美味しいんですが・・・味はほとんどしない・・・。 ところがっ! タチウオの水分を抜いてみると意外なほどタチウオの味がします!! 最近ではこの魚を食べるときには干物以外で食べた記憶が私はありません。 この魚を干物にするようになって気付いたこと

        • \本日の特選素材~特大金目鯛/

          これもまた久しぶりの登場です!! 今や超高級魚に格上げされた金目鯛の干物を作ります♪ 「金目鯛は煮付け」という方も多いですが、煮付けは煮汁の味に左右されます。私も所謂゛料亭゛などで出されるサラッとした汁はあまり好みではなく、田舎風の゛ゲル状の甘いやつ゛が好きなのでこの魚が高級魚になった頃からこの煮汁で出してくれるところが少なってあまり食べなくなってしまいました。 ところが、塩味は素材そのものの味を引き立たせ、さらに干物にして水分を抜くと金目鯛そのものの味が引き立ってホントに

        \今日の特選素材~相模湾産の真あじ/

          \本日の仕入れ(おかず)~メジマグロ/

          明日は魚市場がお休みなので今日の酒の肴を仕入れました・・・私事ですいません・・・。今回は干物にしません。一度干物にしたらマグロの干物は美味しくなかったので・・・。 メジマグロと言われる若い本マグロです。 人間で言うなら゛青春時代゛の本マグロとでもいうのでしょうか? 若いマグロだけあってよく動いているせいか脂ののりは本マグロには敵わないんですが、赤身の質はホントに美味しいです!! 私も若いときは痩せていました・・・。当時は初代タイガーマスクが登場した頃だったのでプロレス

          \本日の仕入れ(おかず)~メジマグロ/

          \本日の特選素材~いぼだい【えぼだい】/

          今日は久しぶりの゛超高級魚゛イボダイ【エボダイ】の干物を作ります!! 以前は干物の定番といっても過言ではないイボダイ。食べようと思えばスーパーでも販売していた干物なんですが近年は水揚げ量が激減してしまい゛超高級魚゛の仲間入りを果たした言うなれば゛下克上魚゛です。 小田原で水揚げされた魚ですので、まさに魚界の゛北条早雲゛とでも言いましょうか? また、以前は弊社でも真アジ、かます、するめいかと並んで毎日のように生産していた魚ですが・・・今となっては水揚げのあったときにしか生産

          \本日の特選素材~いぼだい【えぼだい】/

          \本日の特選素材~ウマヅラハギ/

          やっぱり来たかぁ~~~。 昨日のニュースを見てからこの魚が現れる可能性は考えてはいたのですが・・・場所が2011年と時とは違って少し遠くだったので影響が出るのかどうか分からなかったのですが、やっぱり来ました。 この魚は皮を剥いだりして作るのが大変な魚ではありますが、歯ごたえのあるフグといった感じの食感と味になるので個人的には大好きな干物です。 色々な所に骨はあるんですが食べてみると身離れがとてもよいので酔っ払っていても骨を外して食べられますので酒の肴としては超逸品になります

          \本日の特選素材~ウマヅラハギ/

          \本日の特選素材~極小タチウオ/

          生産するのは1年以上前になると思うんですが、超久しぶりにタチウオの丸干を作ります!! 小田原では「白髪」とか「紐」とか呼ばれている極小のタチウオでごく希に定置網に混ざって水揚げされます。 この魚は目利きかかなかな~り難しく、少しでも大きくなってしまうと骨が口に当たって気になってしまうんです!! 骨が気にならないタチウオであればホントに美味しく、酒の肴に最高です!! さらにタチウオには内臓がありますが苦味はほとんど気にならないので丸干初心者でも十分にイケると思います。 また

          \本日の特選素材~極小タチウオ/

          \本日の特選素材~ハナダイ/

          桜も咲くという時期にピッタリの花鯛の干物を作ります。 正式名称はチダイと言って真鯛とはほんの少し違う魚です。 私も真鯛もチダイも試食したのですが、このサイズであれば姿形だけでなく味も全く変わりません!! 分かる人には分かるんでしょうが・・・。 干物屋としては大きい物は乾かず、さらには家庭で焼けないこともあってこのサイズくらいまでしか干物を作りません!! ですので、真鯛とチダイは旬の時期が違うほぼ同じ魚だと思って生産しています。 鯛はホントに干物に向く魚です!! 刺身や塩

          \本日の特選素材~ハナダイ/

          \本日の作戦素材~ホウボウ/

          今日は゛海のRace Walker゛ホウボウを干物にします!! この魚は海の中を泳ぐのではなく歩きます。この魚が餌を求める姿はまさに゛競歩゛です。大きな青いヒレをもっている割にあまり使わずに歩くのは見ていて意外とホッコリしますよ。 ホウボウは水分が多いのか? 鮮魚のままではあまり味がしないんですが、熱を加えると豹変して一気にホウボウの味が出てきます。さらに干物にすると水分が抜けてさらに強力になりますのでオススメの一品ですよ!! また、煮物などにすると出汁もたっぷり出ます

          \本日の作戦素材~ホウボウ/

          \本日の特選素材゛相模湾産゛真あじ/

          今日はほぼ1年ぶりの登場゛相模湾産 真あじ゛の干物を作ります♪ 何故アジは漢字で「鯵」と書くかと言いますと「参月【3月】頃から美味しくなる魚」という意味で魚編に「参【3】」を当てるということらしいです【諸説あります】。 干物屋最大の魚種ではありますが近年は漁獲量も少なくなってきており、この真あじもまた高級魚の仲間入りを果たしそうな感じなんですよねぇ~。 日本で1番か2番に売れている干物なので人気があるのはもちろんのこと真あじの干物はホントに飽きないんですよ!! 私は毎日

          \本日の特選素材゛相模湾産゛真あじ/

          \本日の特選素材~いぼだい【えぼだい】/

          何ヶ月ぶりかになりますが今日は゛超高級魚゛イボダイの干物を作ります♪ この魚はホントに干物に合うんですよねぇ~。クセがなくって食べやすく、さらにはもともと水っぽい魚なので水分を飛ばすと、あら不思議? いぼだいの味が際立ってきて抜群に美味しくなります!! うちの子供もイボダイが好きだったんですよねぇ~。 以前は普通にスーパーにも並んでいて身近な存在だったイボダイ【エボダイ】の干物ですが、今では全くと言っていいほど見なくなりましたよね。 それもそのはず、今となっては全然水揚げ

          \本日の特選素材~いぼだい【えぼだい】/

          \本日の初体験素材~白ミル貝/

          本日は魚ではない魚介類の干物に初挑戦!! 『貝の干物なんてどうなんだろう?ホタテの貝柱の干物はあるんだし・・・』 最近は温暖化【灼熱化】のせいか魚介類が極端に減ってきているような気がするので色々な゛魚゛には挑戦してきたのですが、貝類は初めて!! 横浜のシュウマイにはホタテの貝柱の干物が入っていると聞いたこともあるのでホタテ以外の貝はどうんだろう? と好奇心のうちについ仕入れました。 個人的に貝類は好きなのでよく食べたりするのですが、考えて見れば直接焼いて食べたことはない

          \本日の初体験素材~白ミル貝/

          \本日の特選素材~ニシン/

          本日は北海道のニシンを干物にします!! 今やニシンは北海道以外では゛知る人ぞ知る魚゛になってしまいましたが昔は溢れるばかりに水揚げされた魚だったそうです。北海道に行けばニシン御殿なる当時としては豪華絢爛な家が建てられるほど水揚げされてかなり儲かった魚のようです。確かに「カニ御殿」や「サケ御殿」という言葉はない割に「ニシン御殿」はありますのでどれだけ水揚げがあったのかがわかりますね。さらにはニシンからは数の子もとれるので「1尾で2つ美味しい」魚でもありますしね。 さらに当時

          \本日の特選素材~ニシン/

          \本日の特選素材~大きなスルメイカ/

          またまた、超高級魚スルメイカの干物を作ります!! やっぱり炙ったスルメイカは最高の酒の肴ですからね♪ 以前はいつどこでも販売していたスルメイカなんですが、今では貴重品と変身し特に大きなスルメイカはあるときに仕入れておかないと全くと言って良いほどないですから。 前にも記載しましたが大手の天麩羅屋や唐揚げ屋などで「イカ天」を販売していますが、どう考えてもスルメイカではないと思うんですよねぇ? 全く歯ごたえがないし・・・柔らかいと言えば聞こえが良いですが、そのイカは全くといって

          \本日の特選素材~大きなスルメイカ/

          ★本日の素材~青マス★

          今日は初体験の魚の干物です!! 「青鱒」と言うらしいが調べてみると「カラフトマス」のことらしい。 毎年生産しているサクラマスとの区別がわからない・・・なにが違うんでしょう? 分かる人がいたら教えてください!! 私がカラフトマスと言って思い出すのは゛鮭缶゛。 私が覚えているのが゛鮭缶゛と書いてあるのだから鮭が入っているのかと思っていたら、表示を見ると「カラフトマス」と書いてあり『鮭じゃないじゃん! マスじゃん!? 鮭缶じゃなくマス缶じゃね?』と思ったことがあります。 どん

          ★本日の素材~青マス★