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この人に罪を見出せない ヨハネ19章20章 2024/4/12

[ヨハネの福音書 19:6,7,8,9]

祭司長たちと下役たちはイエスを見ると、「十字架につけろ。十字架につけろ」と叫んだ。ピラトは彼らに言った。「おまえたちがこの人を引き取り、十字架につけよ。私にはこの人に罪を見出せない。」
ユダヤ人たちは彼に答えた。「私たちには律法があります。その律法によれば、この人は死に当たります。自分を神の子としたのですから。」
 ピラトは、このことばを聞くと、ますます恐れを覚えた。
そして、再び総督官邸に入り、イエスに「あなたはどこから来たのか」と言った。しかし、イエスは何もお答えにならなかった。


→キリストを十字架につけたのは誰か?
ピラトはキリストに罪を見いだせなかったとあります。ピラトをけしかけて、ローマの王カエサルとの比較でキリストに罪を被せたのは祭司長たちです。体裁のために罪のない人を十字架刑にしたのはピラトです。しかしそれらのことをも許されたのが、父なる神様であることに、とんでもない痛みを伴う愛があります。尊い我が子の命をかけてまで、救いたい命が私たち一人ひとりであることを重く受け止めたいと思います。



[ヨハネの福音書 20:27,28,29]

それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしの脇腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」
トマスはイエスに答えた。「私の主、私の神よ。」
イエスは彼に言われた。「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ないで信じる人たちは幸いです。」


→見ないで信じることができるのは、聖霊様のなさる業だと思いました。
果たして、キリストが十字架についた時に私はどこにいたのでしょうか?
多くのユダヤ人群衆の中で、キリストが十字架に付けられるのを黙認していたのではないかと想像します。
私も罪人の一人であったのだ、と。


聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会 許諾番号4-2-3号

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