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時代の転換点:聖書をめぐる旅 12/29

12/29(水)
歴代誌下に入りました。ソロモンが初めに神様に求めたことが記載されている章です。ただ、私はソロモンが神様にささげたいけにえ一千頭ということに驚きました。また、詩編108編は、天に満ちる神様の栄光、雲に満ちる神様のまことという表現に、感動しました。

歴代誌下1章

5主の幕屋の前には、フルの孫でウリの子であるベツァルエルの造った青銅の祭壇があった。ソロモンは会衆と共に主に尋ね、 6そこで臨在の幕屋にいます主の御前にある青銅の祭壇に上り、その上で焼き尽くす献げ物一千頭をささげた。
10今このわたしに知恵と識見を授け、この民をよく導くことができるようにしてください。そうでなければ、誰が、あなたのこの大いなる民を裁くことができましょうか。」
14ソロモンは戦車と騎兵を集め、戦車千四百、騎兵一万二千を保有した。彼はそれを戦車隊の町々およびエルサレムの王のもとに配置した。
18ソロモンは主の御名のために神殿を、自分のために王宮を建造するように命じた。

→歴代誌下になって、主人公がダビデからソロモンに代わっています。
気になったのが、ここで2つの祭壇があることです。
一つは、モーセの時代の祭壇、もう一つはダビデがつくった祭壇。
ソロモンは、モーセの時代の祭壇で神様にいけにえを捧げています。
一千頭と書いてありますから、相当な数です。
もう一つ、ダビデがつくった祭壇では、いけにえではなく賛美が下げられて
いますので、このソロモンが古い時代から新しい時代への転換点になるようです。
それゆえ、古い方法でしっかりと神様の求めに応えることをソロモンはしたのだと思います。
 こう考えると、イエスキリストの十字架は、古い時代の求めとして、ご自身をいけにえとしたことにつながります。そして、イエスキリストこそ、新しい時代の幕開けであり、転換点になった方だと思います。

詩編108編

4主よ、諸国の民の中でわたしはあなたに感謝し
国々の中でほめ歌をうたいます。
5あなたの慈しみは大きく、天に満ち
あなたのまことは大きく、雲を覆います。
13どうか我らを助け、敵からお救いください。
人間の与える救いはむなしいものです。
14神と共に我らは力を振るいます。
神が敵を踏みにじってくださいます。

→札幌は、雪が積もると夜の街はちょっと明るくなります。
街の街灯が雪に反射するからです。
地上の灯りが明るいと、空の星は見えにくくなります。
地上に灯りが少ない時代は、
空の星を見て、雲を見て、神様を想像していたことがわかります。
「神と共にわれらは力を振るいます」とあります。
創世期にあるように、人間は神様と一緒に住むようにつくられています。
今日自己啓発や自分探しではなく、主なる方を中心に自分を見つめなおす時ではないかと思わされます。

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