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すべての人にわが霊を注ぐ:聖書をめぐる旅 7/19

7/19(火)
 神様がこの世を歩かれたのがキリストが来られた時です。人々は、神様がこういう方であることをまじかで見ることができ、話をすることができました。しかし、神様の計画は、世界の一部だけで終わるものでないことがわかります。「すべての人にわが霊を注ぐ」という言葉は、一人一人に聖霊様が下ることを表しており、全人類に対するすばらしい計画です。

ヨエル書3章 

1その後
わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。
あなたたちの息子や娘は預言し
老人は夢を見、若者は幻を見る。
4主の日、大いなる恐るべき日が来る前に
太陽は闇に、月は血に変わる。
5しかし、主の御名を呼ぶ者は皆、救われる。
主が言われたように
シオンの山、エルサレムには逃れ場があり
主が呼ばれる残りの者はそこにいる。


ヨエル書4章

2わたしは諸国の民を皆集め
ヨシャファト(主の裁き)の谷に連れて行き
そこで、わたしは彼らを裁く。
わたしの民、わたしの所有であるイスラエルを
彼らは諸国の民の中に散らし
わたしの土地を自分たちの間に分配したからだ。
4ティルスとシドンよ、ペリシテの全土よ
お前たちはわたしにとって何であろうか
わたしに復讐しようというのか。
もし、お前たちがわたしに復讐するなら
わたしは直ちにお前たちの頭上に復讐を返す。
13鎌を入れよ、刈り入れの時は熟した。
来て踏みつぶせ
酒ぶねは満ち、搾り場は溢れている。
彼らの悪は大きい。
14裁きの谷には、おびただしい群衆がいる。
主の日が裁きの谷に近づく。
15太陽も月も暗くなり、星もその光を失う。
19エジプトは荒廃し
エドムは滅びの荒れ野となる。
ユダの人々を虐げ
その国で、罪なき者の血を流したからだ。
20しかし、ユダはとこしえに
エルサレムは代々にわたって
民の住むところとなる。
21わたしは彼らが流した血の復讐をする。
必ず復讐せずにはおかない。
主はシオンに住まわれる。

 ヨエル書は未来を表している言葉です。
一つは人間に神様の霊がそそがれること、
一つは、エルサレムが回復することです。

 3章1節では、「すべての人にわが霊をそそぐ」とあります。
これは、人間が罪を犯してエデンの園を追い出された存在で、
霊が死んでいる者に対しての、グッドニュースです。
神様が人間の中に住んでくださることです。

 4章20節、エルサレムは代々にわたって民の住むところとなる
21節は、主はシオンに住まわれる、とあります。
エルサレムという地名には、「イェルー=見る」「シャーライム=完了する・成就する」という意味があるそうです。
「神のヴィジョンが完全に成就する」というのがエルサレムの意味です。
エルサレムには、主なる神と神の民が住む場所が成就する場所になります。
これは、エデンの園で神様と人間が共に暮らしている姿を思い浮かべます。

 短い預言書ですが、神様の計画がキッチリつまっているのがヨエル書でした。


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