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生成AIへの指示・汎用化への取組

生成AIを活用した分析に可能性を感じています。
ただ、その都度、指示を考えていては分析にブレが生じたり、一部のものしか使えなかったりします。

そこで、基本となる指示構文を作って、校内で共有できないかといろいろ探っています。
偶然目にした深津式プロンプトがヒントです。

試しに行ったものです。メモ程度ですが、、


振り返りの分析(全体の振り返りから児童の学びや不十分な点を分析する)

# 命令書:
あなたは優れた小学校教師です
以下の制約条件と入力文に基づき児童の振り返りについて評価と分析を行え

# 制約条件:
1.提出された振り返りの回答数を集計せよ
2.振り返りから授業での学びを類型化し、回答数を示せ
その際、代表的な振り返りの記述をリストアップせよ
3.振り返りから学びが深まらなかったものをタイプごとにまとめ、回答数を示せ
その際、なぜ学びが深まらなかったか、学びが深まらなかったと推測される記述をリストアップし、それらへの考察をせよ
4.学びが深まらなかった児童への改善策を提案せよ

# 入力文:


この指示構文の下に、入力文として児童の振り返りを貼り付けて分析させました。以下がその結果です。日常の授業改善の一環として役に立ちそうに感じています。


振り返りの回答を評価と分析するため、与えられた制約条件に基づいて情報をまとめましょう。

提出された振り返りの回答数を集計

振り返りの回答数は、提出された児童の数に等しいため、この場合の回答数は13となります。

振り返りから授業での学びを類型化し、回答数を示す

学びが深まったもの:

  1. めしべの先に花粉がつくことを受粉ということがわかった。 (13回)

  2. めしべの元が実になって、実の中に種子ができます。 (11回)

  3. 花粉が必要なことを理解した。 (11回)

  4. 実験で袋を被せる理由は、花が咲いた時に花粉がつかないようにするためだとわかった。 (9回)

  5. 花粉が虫や風によって運ばれることがわかった。 (7回)

学びが深まらなかったもの:

  1. おばなとめばな、おしべの花粉についての理解が不足している。 (6回)

  2. 花の仕組みや受粉に関する誤った理解がある。 (5回)

  3. 一部の児童がまとめの問題を理解できなかった。 (3回)

  4. 袋を被せない方に花粉がついているという実験の理解に誤解がある。 (3回)

深まらなかった学びについての考察

なぜ学びが深まらなかったか、または深まらなかったと推測される記述:

  • おばなやめばな、おしべの花粉についての誤解がある児童が多い。これは、十分な説明や図示が提供されなかったか、児童が概念を混同している可能性がある。

  • まとめの問題で理解が不足している児童が多い。これは、教材や指導方法に課題がある可能性がある。

  • 袋を被せない方に花粉がついている実験の理解に誤解がある。これは、実験の説明が不十分であったか、児童が実験のプロセスを正確に理解できなかった可能性がある。

学びが深まらなかった児童への改善策

  1. 個別指導と補足教材: 学びが深まらなかった児童に対して、個別指導を提供し、誤解を解消するための補足教材を提供することが考えられます。特におばなやめばな、おしべの花粉についての理解を強化するための教材が必要です。

  2. 明確な図示と実演: 複雑な概念を理解させるために、明確な図示や実演を通じて視覚的な学習を強調します。生徒が実験プロセスを視覚的に理解できるように、実演を行うか、ビデオ資料を活用します。

  3. 質問応答セッション: 学生に質問応答セッションの機会を提供し、彼らの疑念や誤解を解消できるようにサポートします。教師が生徒の質問に答え、正しい理解を確立するのに役立ちます。

  4. 学習グループ: 学習が深まらなかった児童を異なる学習グループに配置し、互いに助け合いながら理解を深める機会を提供します。良い理解を持つ児童が説明役になり、他の児童に教えることもできます。

  5. 改善した教材: 教材を改善し、児童が混同しやすい概念を明確に説明します。具体的な例や比喩を使って説明することが大切です。

以上の改善策を導入することで、学びが深まらなかった児童の理解と学習をサポートし、全体的な教育の質を向上させることができるでしょう。



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