見出し画像

中国の物価についてのおさらい

こんにちは。今回は中国の物価についての基礎知識をおさらいしてみたいと思います。基本的なことを備忘録代わりに書きますので、皆さんがご存知のことが多いかもしれませんが、ご容赦ください。

中国の貨幣単位は「元(別名人民元、RMB)」といいます。最近は1元が20-21円の間で推移しています。元という単位の下に角(0.1元)と分(0.01元)という単位があります。

中国の物価は日本より安い、というイメージがあるかもしれませんが、よくニュースで言われている経済成長に伴う人件費の高騰と同様に、物価も急激に上昇しました。各種指標があると思いますが、私が上海に住み始めた2000年と比べると、物価は3-4倍にはなっていると思います。昔は中国の物価や生活費は日本の半分以下と思っていましたが、最近では普通に日本の70-80%くらいはかかるのでは?と感じています。ちなみに写真の麺は、オフィスビルの地下食堂で15元(300円強)です。食堂のメニューの中では安い
部類に入ります。

中国の物価を見るときに、日本より安いものと高いと思うものがあります。相対的な評価と実際の金額での比較になりますが、以下に一例を挙げさせていただきます。

日本より安い
公共料金、交通費、市場で買う食材、お酒やタバコ

日本より高い
不動産(特に上海)、車、ユニクロやスタバ,ハーゲンダッツ

公共料金と交通費は、社会主義市場経済の面目躍如という感じです。バスは20-40円~地下鉄は60円~、北京=上海1200㎞の高速鉄道が12000円~という感じです。缶ビール40円~はビール党の皆さんにはうれしいですね。

逆に、上海では億ションに1000万人以上が住んでいます。環状線内側の不動産は、日本人には手が出ません。また、ユニクロの商品は、日本で買ったほうが安い、というのは日本人中国人共通の認識です。ちなみにハーゲンダッツは、20年前から600円/個で、中国では生産しないことを宣言しており、今も高級品の代名詞です。
車はEVの普及で値段が下がっていますが、軽自動車と中古車の市場が弱いため、250万円以上出さないと買えません。更に、上海だけですがガソリン車のナンバープレートが200万円くらいします・・・

今後の投稿で、物価や金額に触れる内容もあると思います。よろしければ頭の片隅に置いておいてください。

読んでいただき、ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?