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オフショルへそだしルックのママ

日曜日のイオンモール。
ファミリーレストランで食事していると、メイクバッチリの高校生くらいの女子が来店してきた。トップスがオフショルへそだしで、ピチピチで丈の短いオーバーオールを着ているその子は、いかにもなギャル。
(みちょぱとは違うもっとゴリゴリの)

お腹さむくないのか…?
なんて思いながら、彼女の席を見てみると小さな赤ちゃんがいた。
『え、ママなの…』
と思ったのは私だけじゃなかったはず。

どんな服を着ててもいい、どんなメイクをしててもいい。自分が満足する格好をする方がいい。

と思ってたクチのはずなのに、ちょっぴり引いてしまった。
女だからって言われることが1番嫌いなのに、私が嫌いだと言っている視線で彼女を見てしまった。
私もガチガチのステレオタイプだったんだなー。
と少しショックを受けた。


——-


考えてみた。なんで、引いてしまったのか。
あのゴリゴリの服装とメイクのせい?それとも、結構目立つ格好とメイクの若い子が子連れというアンバランスに違和感を感じたから?

色々理由はあるけど、きっと私が感じた違和感はそうじゃない。
親であれば子供に対して大人としての行動や見本を見せる姿勢が必要なのではないか、と感じたから。
親という存在は、子供が見る大人の1人目であり、大人の代表として、認識する絶対的な存在。
だから、必然的に親がとる行動や服装、言葉遣いは、子供にとって、大人とはこういうものだという指針になってしまう。

そんな重要で責任のある立場の親の服装が結構キツイものだったり、汚い言葉使いをしてる場合、それはそのまま子供へ受け継がれる。

人をつくるのは、環境。

私は兄弟を見てるとやっぱりこれは正しいと思う。
(私の兄弟は同じ水準の教育を受け、同じくらいの愛情を受けたはずなのに、つるむ仲間が違っただけで進む道は真逆だった。)

若いママがしていた格好が、悪だとは言えないし私の完全な偏見だけど、その人の社会的役割を考えた時に、そのポジションに似合わない格好や言葉遣いをしているのは、センスないなこの人。とどうしても違和感を感じてしまう。

じゃあ、自分が全てできているのかといえばきっとできていない部分の方が多いのだろうけど。

ってnoteにアップしようとずっと悩んでたけど、やっぱやりたいことしてやりたい格好してる人って純粋に格好いい。

自分と違うなにかを見たとき、『世の中の常識とは?』って考えてしまう自分が本当は1番ダサい。

アップしたくてもできなかったのは、そんな自分を認めたくなかったからのようだ。



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