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感情を受入れて、受容する

今日は感情について考えてみました。

感情とは不思議なものです。
瞬間的に起きるものでもあるし、心の奥底にねっとりとずっとまとわりついている感じもします。

何かがきっかけで、過去の出来事と記憶が結びついて、感情に支配されるときもあります。

そんな感情に振り回されることは、良くないことというか、感情をコントロールすることを、ある程度の年齢になってくると求められます。

こんな時は、悲しくても我慢するべき。
こんな時は、苦しくても「にこにこ」とするべき。
こんな時は、面白くなくても笑うべき。

関わる人や社会が大きくなると、人は多少なりとも他人軸や社会軸で生きないといけない場面が出てきます。

そうして、自分でも気づかないうちに、自分の感情を殺して、というかここまでの表現はいらなくて、自分の感情をないがしろにしたり、無視したりして、周りの人や世間で言われる当たり前からはみ出さないように、生きていっている気がします。

それでも、自分軸というか、自分の感情をしっかりと受け止めることができていれば、他者と関わる自分が、ほんとの自分と多少違っていても、すぐに本来あるべき自分自身に戻ることができるのだと思います。

というか、ある程度は感情を抑えて生きていかないと、現代社会は非常に生きづらい場所でもあります。

仕事でも自分の本当の感情に気づきつつ、その場にあった社会性のある行動をしながらも、プライベートでは、自分の感情に正直に、自分のやりたいことや好きなことをやって、自分軸にしっかりと戻ってくることができる自分自身であることが大事なのではないでしょうか。

多かれ少なかれ、自分自身の心や感情のバランスを取りながら、生きていますし、自分の外側の世界と内面の世界のバランスをとって生きていくのだと思います。

しかし、そのバランスは自分が考えているよりもはるかに脆く少しの衝撃で一気に崩れてしまうことがあります。

私は、そのバランスどころか、少し前まで、自分の感情を全く受けれていなかったことに気がついてしまったのです。

過去の自分とはいえ、今の自分もそのバランスが崩れているなと感じる瞬間は多々あります。
それでも一度自覚したので、今自分に起きている状況を俯瞰して、見つめて、自分軸に戻そうと、する行為を繰り返しています。

その時無理やり納得するのではなく、とにかく自分の感情に気づき向き合ったりすることを大事にしている感じでしょうか。

自分がどう感じているのか、どう考えているのか、その時感じた一時感情をしっかりと思い出しながら、無理はしない範囲で、というか自分が受け入れられる範囲で、感情を受け入れるのが大切です。

そうして、気がついたら、その時の感情を受け入れることができて、少し前の自分より、自分を受け入れて受容できているような気がするのです。

これは、自分の中ですごくしっくりする感じがあるときもあれば、こんな感じでいいのかなと思うのようなときもあり、ケースバイケースのような気がします。

過去の自分が感情を受け入れることができなかったのは、その時の私には受け入れる器がなかったからなのだと思うのです。

だから、心が壊れてしまわないように、感情を感じなくしたのかな。
それが、私を守るための最良の安全装置だったから。

それでも毎日を生きて、いろんな人と出会って、少しでも私は成長していっているし、過去の私とは違う人になっており、感情の一遍でも受け入れることができるようになっていっているのだと思います。

だから、私自身も感情を受け入れて、受容できるように修行中なのです。

今感じたことを素直に感情を受け入れるようになりたいし、感情を素直に表現できるようになりたいです。また、これからも過去の感情も何度でも向き合っていきたいと思っています。

これはそれぞれの人の特性もあるだろうけど、私は、人より他人軸に影響されやすい人間だという自覚があります。
それでもきちんと自分という軸を持って、ブレない自分でいたいと思っています。

すべての感情をその場で処理することなんて、なかなか難しいかもしれないけど、私の心が感じた感情をしっかりと受け入れて、受容できるようになれればいいなと思うし、無理はいけないと、多少のブレーキも常に聞いているような気がします。

人によって、この感覚は異なるだろうけど、感情を受け入れて受容することは、とても大切で、簡単そうに見えて、すごくすごく難しいんだろうなとも思います。

だからこそ、それぞれの人が感じたことや考えたことは、どんな人でも侵すことはできないし、してはいけないことなのだと思います。

そんな感情を受容することが、簡単に出来る世界になるといいな。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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