みんなも使える技術。視覚障害者になったからこそ、身についた最高のライフハック術!

視覚障害者になってから、いろいろ苦労することがありますが、目が悪くあってから身について技術で、便利になったことも多少あります!

そのひとつが、とにかく『尋ねる』ということ!

この国は、小さいころからの教育で
『人に迷惑をかけちゃいけない病』
の呪いにかかっている人が大多数だと思う。

ぼくも視覚障害者になってからしばらくは、この呪いとの闘いは少なからずあった。

でも視覚障害者になると人に迷惑をかけるのは当たり前。
ひとりでできていたことができなる。

例えば、ひとりで目的地に行く。

多くの方がそこまで苦労することなくひとりで行けると思う。
ただ目が悪いとこれがなかなか大変。
ひとりで行けないことはないけど、事前に経路を調べたり、時間かかかるし、神経も使う。
そして実際お移動中、道路工事で通れなかったり、電車の遅延など、いろんなアクシデントで、事前の下調べが役にたたず終わってしまうこともしばしば。

で、けっきょくぼくが身につけた技術は『尋ねる』ということ。
分からないことは、知っていそうな人に尋ねる。これが最強のスキルだと気づいた。

例えば、電車の乗り換えで、改札口がどこか分からない?
そういった時は、一緒に降りた方達で、話しかけられそうなタイミングをみつけて
「改札口どこですか?」
と尋ねる。

このひと言を尋ねられるかどうか。

調べるよりも圧倒的にはやい!
それに、こちらは教えてもらうことで
「ありがとうございます!」
と、感謝を伝えることもできるし、たぶん尋ねられた方もそんなに悪い気はしないと思う。
お互いいい気持ちになれると思う。
なかには、改札口までエスコートしてくれる方もいたり、さらに嬉しい気持ちになれます。

あとはスマホで調べればなんでも分かることですが、実はスマホに出てこない情報がたくさんあることあります。

ホテルの予約サイトでは満室になっているけれど、電話で直接ホテルに問合せしたら、予約できたり、キャンセル待ちができたりと、ダメもとでいろいろと尋ねてみたらいろいろと教えてもらえたりします。

今日も、とある商品(35000円ぐらいする商品)がブラックフライデーで30%引きされていたけれど、公式のオンラインサイト上では完売。
それで、実店舗へ在庫の確認してみた。
とある店舗では、在庫はあるものの定価。
で、さらにダメもとで公式ショップの店舗へお尋ね。
同じく尋ねた商品はやっぱり定価。

それで、試しに
「いま、セールとかなってないですよね?」
とダメもとでお尋ね。

すると、ちょっと待って下さい。とのこと。
すると、〇〇のモデルだと30%引きで在庫があるとのことを教えてもらいました!

 なんと!?
基本スペックは同じ。カラーは特に気にしないので全然問題なし!

高額商品、モデルが違うだけで約1万円のお値引きはありがたい。
尋ねてみるものですね(^^;)

ということで、
『尋ねる』
と素敵なことが起きる可能性がたくさんあるよ!と伝えたい、やまぴーでした(^^♪

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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山下慎治がSNSで発信できないような「今」考えていること、伴走者&チームメンバーから学んだこと、視覚障がい者に役立つこと、伝えたいこと、を第一に成長記録として書き留めていきます。

視覚障がい者(弱視)の山下慎治(やまぴー)が挑戦してるマラソン競技のこと、伴走者の方からの学び、考えていることや感じたこと、などを散文調で…

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