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やってあげたのに!!気持ちの温度差に注意!

御礼を言ったり、お返しは必要です。しかし感謝の気持ちが伝わらなかったりする事はないでしょうか。
それはもしかすると、感謝の気持ちが足りないと思われているかもしれません。

1.やった方は覚えている

相手に何か与えた方は覚えているものです。ご馳走した、相談にのった、安く提供した。
少なからず、生きているからには、相手への温情があっても同時に損得感情も生まれるからです。
 
では、温情なり、何かを与えられた方はどうでしょうか。 

2.以外と受け止めていない

特に藁をも掴む思いで、助け船を出してもらった時はその恩は忘れないでしょう。しかしながら、与えられた方というのは一方的に与えられたと思っているものです。その時は感謝しますが、そこまで記憶には残りません。
 
命の恩人を忘れる訳がありません。本当に困っている時に助けてくれる人は恩人として大切に扱うのは間違いありませんよね。
 
しかしながら、良かれと思って与えたものも、相手にとって大事でなければ感謝の気持ちも自然と薄れてしまいます。

又、与える方と与えられる方で価値観や温度感の違いで、

与える側【これだけ与えた、これだけやってやった】
受ける側【少しもらった、少しやってもらった】

という個々の認識の違いもあると思います。そうであれば、益々与えた側と与えられた側の意識に溝が出来てしまいます。

3.やってやったのに

 冒頭で申し上げた通り、何かを与えた方は覚えているものです。しかしながら、受け止めた方にそこまで記憶になかったりするものです。
 
なぜならば、本人にとってそこまで重要視していない事だったからです。

 従って、恩着せがましくされた際には、嫌悪感すら抱きます。もはや感謝どころではありません。『別にこちらから頼んでねーよ!』『貴方が勝手にやっただけの話だ』と最後は喧嘩にも発展しかねません。 

もしくはやってもらう事に慣れすぎてしまっているのです。

例えば介護を毎日受けていると『ありがとう』と一々言う事をしなり方も家族介護、施設介護問わずおります。

4.与える側も、与えられる側も謙虚に

与える方も、与えられたとわかった方も上を理解すれば、少し気楽になると思います。
 
人はよく、与えた方は覚えていると言います。裏返せば与えられた方は忘れているという事でしょう。
 
その通りかもしれません。というかそういった事の方が多いでしょう。
 
しかしながら、忘れてしまう時点で本人に取って大事な事と認識されておりません。

与える側にとっては少し残念な話です。 しかし現実としてこういった事は生きていれば誰もが少なからず経験していると思います。

そうであれば与える方はあまり見返りを求めない、つまり謙虚さが必要です。逆に与えられる側も常に謙虚に感謝の気持ちをもつように努め、相手の温情を意識していきたいものです。
 
 
 


御一読ありがとうございます!!


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