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ん!?矛盾していると思ったら!

上司や先輩の言っている事に、矛盾を感じたりする事はないでしょうか。また、対人関係でその人の言っている事に一貫性がないと感じた事はないでしょうか。
 
私も稀にそういった事を感じる事があります。それらは適当な人間が矛盾した事を言っているのでしょうか。それとも受け取り方が間違っているのでしょうか。

1.誰に向けられた言葉か

一見、人によって言ってる事を変えるのは良くないような気もします。しかし対象者が変わればその人への言動が変わる事もあります。
 
私も2人の父となり、上の子と下の子に対しての自身の発言に矛盾に近い事を感じる事があります。例えば上の子には他人の目など気にするな他人は他人!自分は自分!
 
下の子には常に、他の子の事も考えよう。優しくしないとダメ。周りと仲よく一緒に。周りを良く見るように促します。
 
一見、上の子には他の子なんて気にするな!とも捉えられなくないような発言でもあります。
 
一方、下の子にはその逆を言っている訳です。このようにその言葉が誰に向かれたものであるのかという事によって、言っている事に一貫性を欠く事はあります。
 
つまり、誰に向けられた言葉かにより、第三者や、受け取り手にとっては、言っている言葉に矛盾は生じる(感じる)と思うのです。

2.矛盾しない為には

では、一貫性を持ったことを言っていると信じてもらうには、どうすべきでしょうか。
 
誰に向けられた言葉か、どのような人に向けられた言葉なのかを出来れば明確に伝えるべきです。

なぜならば、第三者に言っている内容が伝わる事は良くありますし、言われた本人も「他の人にはこう言ってた」等と矛盾を感じるかもしれないからです。
 
後になってから、『いやあの発言は彼に向けたもので貴方に対してではない!』等と言っても言い訳にしか聞こえなくもありません。

個々の部下や後輩を思うあまり、そのような話は良くあります。指導方法一つとっても教える相手によって言う事も変わる場合があるからです。

私も介護施設で働き始めた時に、主任の指導方法が人によって言っている事が違うと感じた事がありました。介助方法でしたが、教える相手の体格によってアドバイスが違っている事に後に気が付きました。

3.受け取る側もしっかり認識

何かを言われた本人は勿論、第三者もその言葉が誰に向けられたのかを意識する事が必要な時はあるはずです。
 
一歩早とちりすれば、『この前と言っている事違うではないか!』とその人への不信感がつのり、信頼関係にも亀裂が入り兼ねません。

人間関係もしかり、伝え手も受け手も誰に向けての言葉なのかをしっかりと判断する必要がありますね。
 
 



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