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「フレンズ」からの「ぼくたちの失敗」

詞先でも曲先でもないHotel California」で「ホテル・カリフォルニア」のイントロが凄い話をしたが、かねてからイントロが凄いと思う曲がもう一曲ある。それはレベッカの「フレンズ」だ。ボーカルNOKKOの甘酸っぱい初恋の思い出を歌っているが、バンド音楽なのにまるでオーケストラ演奏かと聞き紛うほどの重厚感があり、いい曲なのは間違いないと感じてしまう。

しかしいい曲だと認知できたのは1999年のドラマ主題歌になってからで最初聞いた時はえらい古い歌を持ってくるなと思ったものだが、懐かしさがドラマにはピッタリだったのだろう。ドラマの主題歌に懐かしい曲が採用されることは度々あるが、最も衝撃的だったのが1993年ドラマも衝撃的な内容だった「高校教師」の主題歌となる森田童子の「ぼくたちの失敗」だ。

国道沿いの二階の部屋」にも書いた子供の頃よく泊まりに行ったいとこの影響で聞くようになったが、どう考えてもマイナーだが好きな人は大好きなコアなファンがいるタイプである。素性どころかサングラスをかけたままで素顔も明かさないから、どう聞いても女性の声なのにひょっとして男性かと疑わせる。ストーリーにも合わないし引退して10年本当に今さらだった。

でも「ぼくたちの失敗」よりも、デビュー曲があったとも知らなかったが「さよなら ぼくの ともだち」の方をよく想い出す。就職してからいとこと会うことすらほとんど無くなり、正月同窓会出席のため久々に実家へ帰った時に悲報が入った。自分の店で料理をしていたのがいけない。手を伸ばせばすぐビールがある。しかし死ぬまで飲むとはアルコール中毒とは恐ろしい。

#思い出の曲


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