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旧宮家の皇籍復帰への道筋に明るい兆し

旧宮家に関しても過去、何度も記事にして取り上げてきたが、いよいよ現実味が帯びてきたので再度、書いておこうと思う。

皇統の存続の危機がうたわれてから早何十年となる。しかし、その間に画期的な案が立案されたかと言えば、何もされてこなかった。

旧宮家とは戦前は今の秋篠宮家の様や三笠宮家のように正統皇族であったのに、GHQが仕込んだ時限爆弾により、強制的に皇籍を剥奪され、一般国民となった方々のことだ。これが十一宮家になる。

この離脱の背景には、GHQ による統治が進む中で、経済的に従来の皇室規模を維持できなくなったというものがある。 離脱にあたりGHQの指示で財産税法案が衆議院に提出され、最大 90%の高税率の課税が皇室の個人資産にかけられることになった。多くの宮家は税金を工面できなかったので、物納せざるを得なかった。その後、皇籍離脱一時金が各宮家に支払われるが、財産税を十分に補てんできる額ではなかった。

これらの宮家は、全て北朝第 代天皇である崇光天皇の第一王子「栄仁(よしひと)親王」 を祖とする伏見宮家の男系子孫にあたる。

昭和天皇は、十一宮家の方々にお告げになる時にとても心が痛むと仰せになられたと伝えられている。

断絶した旧皇族家

・閑院宮家:世襲親王家の一つ。皇籍離脱時の当主、春仁王の死去により 1988年 断絶。
・山階家:皇籍離脱時の当主、武彦王の死去により 1987年(昭和 62年)断絶。
・梨本家:皇籍離脱時の当主、守正王の死後、未亡人の伊都子が甥の梨本徳彦を養子とした。実子系統では断絶。
・賀陽家:皇籍離脱時の当主、恒憲王の死後、長男の邦寿が 1986年(昭和 61年)に死去し、断絶。ただし三男の章憲には男子の子孫がある。
・東伏見家:皇籍離脱時に依仁親王妃周子のみ。彼女の死去により 1955年(昭和 30年)断絶。 ただし祭祀は東伏見慈洽氏が継承。

現存する旧皇族家

・伏見家:現当主:伏見博明氏(モービル石油顧問、有限会社日本文化振興会総裁)
・久邇家:現当主:久邇邦昭氏(元伊勢神宮大宮司、元神社本庁統理、前霞会館理事長)
・北白川家:現当主:北白川道久氏(前伊勢神宮大宮司、霞会館理事長)
・朝香家:現当主:朝香誠彦氏(東京庭園美術館顧問、日台文化協会理事)
・竹田家:現当主:竹田恒正氏(公益財団法人日本ゴルフ協会会長)
・東久邇家:現当主:東久邇征彦氏(全日本野球会議名誉会長、財団法人日タイ協会常務理事)

しかし、皇籍を剥奪されたからと言っても、我々の様な一般庶民になったかと言えば、それは全く正確ではない。

昭和天皇のお言葉通り、皇統存続にもしものことがあった時のために今でもしっかりと裏で控えておられるという。

この宮家の方々のご存在はメディアが全く報道しないために、知らない国民の方が多い。

唯一、メディアに多出されている竹田恒泰さんのご貢献で、竹田宮だけは知っているという人がいるくらいではないかと思っている。

さて、上皇陛下の特例での御譲位に伴い、現在の天皇陛下が御即位された。

当然のことながら、次はどうなる?

という不安が起こる。

現在、皇位継承順位1位と2位はお二方とも秋篠宮家におられる。(その宮家に全く警護がついていないという恐ろしい事実は以前に記事にした。未読の方は是非、お読み頂きたい。)

保守言論人からは叩かれている(チャイナからの受けはそう悪くない)岸田総理だが、皇統の継承に関しては『男系のみ』と言及されたところだけは評価されている。

にも関わらず、反日勢力は、女性宮家や女系天皇容認論などという不敬なことを言い出し、大キャンペーンを張ってきて早20年ということらしい。

20年の時が流れてなお、何もできていないというのは、日本の政治家がどれほど皇室の存在を疎かにしているかの表れだと思う。

しかし、2020年に入って、この流れが少し変わりそうだという朗報が入ってきた。

いよいよ、旧宮家からの養子という話が国会でも話し合われることになる。

旧宮家の存在は知る人ぞ知るだが、驚くことに日本の政治を司る国会議員でさえ知らない方が多数だ。

旧宮家は今でも現皇族の方々と深い交流(庶民でいうところの親戚付き合い)が行われており、その方々の思いは『皇室のために我々は控えている』というものだ。

いつでも準備ができている。

これは頼もしく、心強い。

また以前の記事でも書いたが、この宮家には戦前の皇室典範の定義でいえば、正式な皇位継承者になりうる男系男子が何十人とおられ、皇統の危機などまるでないかのような安定ぶりだ。

この様に旧宮家の話をすると、

「そんなどこの馬の骨かもしれない奴が皇室に入るなんて!」

というとても不敬な批判がどこからともなく飛んでくるのが常だが、【どこの馬の骨かもしれない奴」というのは、そっくりそのまま、そんな言葉を発しているその人自身だ。どんな身分で出自背景を持って、そんなことを言えるのか。
一つ確実なのは、そんな事をいう人は決して皇位継承者に名を連ねている人からは程遠い人物ということだろう。

今まで有識者会議は全く反日的な人に牛耳られ酷いものだと批判され続けていたが、今回の会議は驚くほど良いものだったという。

未だに女性宮家やら、女系云々というおかしな案は盛り込まれているらしいが、旧宮家の皇籍復帰が、今まで皇室が守り続けてきた二千年以上の伝統を破壊しないものであるという最重要点を満たすだけでなく、何よりも法律的に一番、簡単に対応できるものであることを考えても、こちらに流れて行くと思う。

一方、反日勢力は、メディアや週刊誌、新聞を使って、一生懸命、愛子さま天皇待望論キャンペーンを絶賛開催中だ。成年皇族になられ、素晴らしい内親王であるのは確かだが、それとこれは別問題だ。

日本の皇室はヨーロッパの王族のように、国民の人気投票で選ばれてしまうようなものとは一線を画している。

『ヨーロッパではこうだ。イギリスではこうしてきた。』
とうるさいくらいに反日は言ってくるが、

だから何だというのだ?ここは日本だ。

と一蹴でいいだろう。

一番大事なのは、伝統を守ること。

そんなのは古い考えだとか時代にそぐわないなどというのは全てあちら側のキャンペーンだ。

こんなグダグダな世界に歴史のある日本は合わせなくてよい。

独自の道を進めばよいのだ。

【今回は『旧宮家の皇籍復帰への道筋に明るい兆し』について語っていきました。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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