素材

終わりを感じさせるデザイン

(これからする話に自信はありますが、あくまで推測です。)



今日、映画館で『ブラックパンサー』を見てきました。1週間と半週間で一気にマーベル映画を11作品見て、この度ようやく追いつくことが出来ました。(お金掛かりましたが..どうしても次回作『アベンジャーズ INFINITY WAR』は、映画館で見たいんです!)

そして、帰りに映画館のチラシコーナーで『アベンジャーズ INFINITY WAR』のチラシがありました。

他のチラシは文字や、要素でゴチャゴチャしててスッキリ見れないんですけど、このチラシはすごぐ要素少なく、スッキリ見れました。さすがマーベル!

そして、僕はふとなんでデザイナーの人は背景をこれに設定したんだろうと思いました。



チラシを分析

分からない人のために映画を軽く説明すると、『アベンジャーズ INFINITY WAR』は、絶対に勝てないレベルの最強の敵が宇宙を滅ぼそうとするのを、強いヒーローが集合し、止めようとする映画です。なので、「終わり」というのがテーマになってるんじゃないかと推測しました。


すると、「終わりをイメージしたビジュアル」+「ぱっと見でこの映画だと分かる要素」の組み合わせが、メインビジュアルとしていい案だと思いました。

じゃあ人々に終わりをイメージさせるビジュアルってなんでしょうか?



終わりを感じるビジュアルって?

「日が沈む」って終わり感があると僕は思うんです。

「日が沈む」→「今日が終わる」っていう思考体験は誰もが持ってるはずなので、これは誰にでも通じるはずです。つまり、「日が沈む」状態っぽいビジュアルは終わりを感じさせるんだと思うんです。



具体例

例えば、映画のエンドロールって終わりだと思えるのは、白黒の黒の比率が圧倒的に多いからじゃないかと思うんです。何故なら、日が沈む状態も黒の比率が多いからです。映画のエンドロールはほぼこれですが、何故これがオーソドックスになっているのか考えると、こういう理由があるんじゃないかと思いました。



この考え方の転用可能性

「「日が沈む」状態っぽいビジュアルは終わりを感じさせる。」というような人間の実体験と結びつける、ビジュアルデザインの考え方が他にも転用できないかなと思います。


在籍してる多摩美術大学統合デザイン学科の10則というのがあるのですが、その1つに、「分からないことは身体が知っている」というのがあります。これはプロダクトのアフォーダンスの話だけでなく、ビジュアルコミュニケーション分野にも存在してるんじゃないかとも思いました。



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