見出し画像

中国語を勉強して良かったこと

中国語の勉強を始めて2ヶ月が経ちました。発音と数字、数量表現が終わり、いよいよ来月から日常会話に入ります。2ヶ月が経過したので、簡単に振り返りをしたいと思います。

中国語を勉強しようと思ったきっかけ

そもそもなぜ中国語を勉強しようと思ったのかと言うと、今年の5月に中国に旅行に行ったことがきっかけです。壮大なスケールと歴史に圧倒され、それ以来、中国はとても興味のある国になりました。首都の北京は長い歴史があって見所だらけで、現地の人は気さくに話しかけてくれました。中国には1週間滞在しましたが、現地の人と全く会話できずに悔しい思いをしました。現地の人と話せていれば、この旅行はもっと楽しいものになったと思います。この時の経験があって、帰国後にいくつかのスクールを体験して、今に至ります。

日本人は中国語の勉強がすでに半分終わっている

これはどのスクールに行っても、先生が言っていました。「日本人は他の国の人よりも、中国語を習得するのに圧倒的に有利だ!」と。なぜかと言うと、日本人は中国語を勉強する前から漢字の意味が分かるからです。日本人は中国語を習得の上で一番大変な漢字が読めるので、中国語の勉強がすでに半分終わっているようなもの。だから、日本人が中国語を学ぶのは簡単だと。これを聞いた時に、これだけ学びやすい言語なのに、学ばないのはもったいないと思いました。よくよく考えると、もはや日本語の半分は中国語でできていると言っても過言じゃないレベル。だから、中国語の勉強を始めると、すでに知っている単語のオンパレードです。もちろん発音は違いますが、「面影が残ってる」程度に、発音が似てるものがたくさんあります。そんな単語と出会うたびに、日本人は昔、ものすごい量の中国語を日本語の中に組み込んだんだというのを実感します。漢字の見え方が完全に変わりましたね。漢字の歴史としては、今から3500年ほど昔、紀元前15世紀頃に中国大陸で作られたと推定されています。日本人はそれぐらい中国から来た言葉を毎日話してるんですね。

中国語を勉強して良かったこと

中国語を勉強して良かったなと感じることがたくさんあります。大きく分けてみると、3つに分類できました。まずは、仕事で活かせること。営業先でも、中国人と接する機会が多いので、中国語を話すとすごい喜んでくれます。まだ挨拶と自己紹介程度しか話せませんが、それでも笑顔になってくれます。先日台湾に旅行に行って、現地の人が日本語で伝えようとしてくれる気持ちが嬉しかったので、これはこれからも実践していきたいです。次は、視野が広がったこと。例えば、中国や台湾のニュースについて複数の視点を持つことができるようになったり、国の歴史や文化に興味を持つようになりました。また、日本語がこんなにも豊かで、深みをもった言葉だと気づけたのは大きいです。最後は、正しい情報をキャッチできるようになったこと。中国語を勉強していなかったら、メディアが流す一方的な中国の情報を真に受けていた可能性が高いです。せっかく中国と関わる仕事をしているので、中国語を学び、たくさんの人に本当の中国を伝えていきたいと思います。

まとめ

今の時代は本当に便利で、外国語が話せなくても、Google翻訳さえあれば簡単に翻訳できますが、それでも外国語を勉強するメリットは大きいです。面倒でも、時間とお金がかかっても、恥ずかしい思いをしても、外国語を学ぶ価値はあると思います。外国のことざわで「学んだ言語の数だけ、人間らしくなっていく」という言葉がありますが、これはある意味真理だなと。日本語以外にも、話せる言語がたくさん持てれば、今よりきっと見える世界が変わってくるだろうと思います。