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宣言して有言実行派か、結果が出てから報告派か。

何かを始めたり、目標をたてたりしたときに、〇〇をやりたい!この資格試験を受けます!と宣言して頑張る人がいる。
一方で〇〇資格試験に合格しました!〇〇を実施して成功しました!と秘密で進めて、事後報告する人がいる。

どちらが正解というものではない。どちらのほうが頑張れるのか、タイプの違いだと思う。

noteでは、宣言派が多い印象がある。
匿名だからという要素もあるのかもしれないが、宣言を聞いた人の反応が、たいてい応援してくれるか、スルーしてくれる人が多いから、宣言しやすいのではないだろうか。と思う。

noteに限らず、宣言派の人たちが頑張って目標を達成していくのを見ると、とても羨ましい。
それができるって本人にとって、とても気持ちの良いことだと思う。
自分もいつか自分なりに自慢できるような目標達成の報告をしてみたい。

宣言派で行くには注意が必要だと私は思う。
悲しい現実として、人の夢を邪魔したり、足を引っ張ろうとする人は一定数いるから。

私は邪魔をするなんて虚しいことはしたくない。けれど、「羨ましい」「自慢したい」は頑張るきっかけにもなると同時に、同じようにできないからといって、落ち込むこともある。それが妬みの感情にかわることもあるだろう。

人の気持ちは複雑だ。
頑張っている姿をみて応援していたら、その結果うまくいってよかったとなった途端に、マウントをとられたり、自慢されたりして面白くない気持ちになることもある。

そういう時はどうしたら良いのだろうか。
悶々とする気持ちは感情の問題で、なかなか論理的に解決はできない。
だから、そういう時は、そっと離れるしかないのだと気づいた。
相手の言うことに反応しない。自慢におべんちゃらも使わず、対抗もしない。応援もしないけれど、邪魔もしない。相手の足を引っ張るようなことはしない。
いつか素直によかったねと思える日が来るかもしれないから、距離を保つでもよいかと思う。

有言実行で宣言して頑張るにしても、秘密にして頑張るにしても、それは自分のための目標であって、人に対抗したり、マウントをとるための手段ではないことを自分に言い聞かせて、忘れないように心がけていこうと思う。

<文・見出しイラスト/犬のしっぽヤモリの手>

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<© 2023 犬のしっぽヤモリの手 この記事は著作権によって守られています>




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