見出し画像

『遅読家のための読書術』読んだ


皆さんは、本を読むのは速い方ですか?遅い方ですか?


私は激遅です。笑
遅い上に、集中力がなくて!

夫にもよく「さっきまで本読んでたの、急に編み物始めてる」って言われます。笑

本を読むのが速くなりたいなーと思って、図書館で手に取ったのがこちらの本。

印南敦史『遅読家のための読書術』


面白いし、やってみたい!って思える内容。

作者自身がもともと読むのが遅い方だったそうなので、読むのが遅い読者にも寄り添って書いてくれている。

遅読家というのは能力の有無ではなく、読書のとらえ方に由来しています。
「本を速く読める人」と「遅くしか読めない人」がいるのではありません。
「熟読の呪縛から自由な人」と「それにまだとらわれている人」がいるだけなのです。

音楽は聞き流すことができるのに、読書となると「読み流し」ができない。
読書となると、途端に人は真面目に取り組んでしまう。

もっとカジュアルに読書を楽しもうや!ってのが大体の内容でした。(とてもざっくりです笑)



私がこの本で心に残ったのは、リズムと呼吸。

・本を読みたいのに中々読めない人は、読書を生活のリズムの中に組み込めていない。

・読書スピードは、自分にとって心地よいリズムを探してみる。
そこから、「基本スピード」「1.5倍速」「2倍速」「高速流し読み」など読書リズムのパターンを作ると、緩急がついてダラダラを避けられる。

・読書は呼吸。「読む」と「吸う」は似ていて、読むばかりでは吸い続けるのと同じなので苦しい。
読みながら、ときおり心に残ったことを「書く」(吐く)だけでも、読書の負担は軽くなる。


なるほどー。
私が読書で集中力持たないのも、吸い続けるのが苦しいっていうのはあるかもれない。



この本を読んでから、もっと気楽に楽しんでいいんだーと心が軽くなりました。
1冊読んでも、丸ごと覚えられるわけじゃないし。
音楽を聞くように、サクサク読んでも、しっとり味わうように読んでも良いのです。

読書スピードも緩急つけて、飽きがこないようになった気もします。



遅読に悩んでいる方にとってもオススメの本です。
本屋さんで見かけたら、ぜひ気になるところを流し読んでみてほしいです(*^^*)

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?