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<18>過去のキャリアや人生をどう分析するか?~自分史年表を書いたら次にやること~

キャリアチェンジをする!新たな自分に変わる!と心に決めたら、まずやることは、これまで歩んできた人生とキャリアの振り返りということで、前回のコラム(<17>キャリア目標を立てる時は、まず人生の振り返りから始める~自分史年表を作成(フォーマット有り)~)でその方法を述べました。


自分史年表を作成して内省する

具体的には自分史の年表を作成することで今までの人生を振り返ることを書きました。自分史年表を作成して過去を振り返ると、懐かしい出来事や嬉しかったこと、悔しかったことなど、いろいろな出来事や思いをリアルに思い出したことと思います。書き終えた自分史年表を改めて眺めて、自分が歩んできた人生について今一度静かに考えてみましょう。

自分とは何者か?

そうやって自分の今までの人生を俯瞰すると、どのようなことが見えてくるでしょうか?

いくつかの出来事がその後の自分の考え方や生き方に大きな影響を与えていることに気づいたかも知れませんね。また、いくつかの経験を積み重ねることで今の自分が判断する時や行動する時の拠り所となっている思い込みや価値観が形づくられていることにも気づくことができると思います。

過去の出来事や経験とそれらから受けた感情や行った意思決定の積み重ねの結果が今の自分の状況であり、今のあなたであると言えます。つまり、自分の人生を振り返り理解することは、自分自身を理解することです。

ワークシート:自分史年表の分析

それでは、書き終えた自分史年表から何が分るのか、気づきを得る為に振り返って分析をしましょう。

以下に、自分史年表を使って分析する為のワークシート(自分史年表の分析)を添付しますので、印刷をして記入するか、ワークシートを見ながらノート等に答えを書いていくなどして、過去の分析をして自己理解することにご活用下さい。

過去を振り返って、これまでのキャリアや人生を捉え直したら、次は視点を過去から現在に移すのですが、それについては次回に書きたいと思います。

(2024年1月22日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士 

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