山本恵亮 @1級キャリアコンサルティング技能士

人材紹介 https://www.antelope.co.jp/ (アンテロープ 取締…

山本恵亮 @1級キャリアコンサルティング技能士

人材紹介 https://www.antelope.co.jp/ (アンテロープ 取締役)とキャリアコーチング https://yanee.jp/(yanee 代表)をやっています。働きがいと収入を増やして幸せになる記事を発信。著書:コンサルが「次に目指す」PEファンドの世界

マガジン

  • 働きがいと稼ぎを倍増させるキャリア論

    働きがいと年収を倍増させる転職を支援してきたヘッドハンター/キャリアコンサルタントが人生を変える為のキャリア思考を紹介します。週1くらいで更新します。

  • キャリア・デザインの道具箱

    自らのキャリアをデザインする為のツール集です。働きがいを持てる仕事を見つける為に必要なことは、自己分析と仕事研究です。 その為に必要なマニュアルやワークブック、アセスメントなどのツールを掲載しています。

  • めずらしい転職の事例集

    転職などで自分の仕事を大きく変えた人々の事例集です。 どんな思いでキャリア・チェンジをしたのか。どうやって年収が上がる仕事を見つけたのか。なぜ、収入が下がるのにその仕事を選んだのか。生々しいお話を紹介します。尚、個人が特定されないように氏名と会社名は仮称で内容をサニタイズしています。

最近の記事

<26>日記を書いて自分が望む方向に進めているのかレビューする

4月が新年度となる人々は多いと思います。多くの人々にとって4月は去年度が終わり新しい年度、そして新しいステージが始まる区切りの時期ですね。 個人としても、過去をリセットして新しく始める時期、そのように意識を切り替えるには良いタイミングです。 新たな自分はゆっくりと始動する 本マガジン<25>の記事でキャリア・ビジョンを描く方法を書きましたが、そのように新たなキャリアのビジョンを描くと、その本人の心のうちでは新しい自分として次のステージが始まります。 ただし、そうは言って

    • ある和食店が日本語が話せないお客さんをお断りした理由

      お客さん相手の仕事をしていると、どうしても売上や利益が気になるものですよね。私も人材エージェントの仕事をしていると、クライアント企業や転職相談を受ける候補者の方々に貢献しようと頑張るわけですが、最終的に双方が合意して候補者が希望企業に採用されて企業から成功報酬を獲得しないと自分の仕事が成功したことにはなりません。 厳密に言えば、全てのお手伝いが成功する訳ではないのですが、採用される人数や成功報酬を合計した売り上げが一定水準以上でないと良い仕事をしているとは言えないのです。世

      • <25>キャリア・ビジョンを描く時に考えるべきこと:「自分にとっての成功とは?」

        本マガジンの前回<24>までは従来の自分の人生やキャリアを気持ちの上でリセットして、「自分とは何者か?」「そもそも自分が大切にしていることは?」といった自己理解を深める為の取り組みを紹介してきました。 『<24>次のステージで成功する為に、やり残しを解消する』では自分のお葬式のスピーチを考えて、現在の自分が人生でやり残していることは何か?考えて明らかにする自己分析法を紹介しました。 これまでにご紹介してきた過去をリセットする自己変革法とそもそもの自分を理解する自己分析法を実

        • 自分を変えたければ何をするべきか?別人のように変わった人に共通すること

          人が大きく変わる時がありますが、何がその人を変えるのでしょうか? 普通に会社員をやっていた人が起業して会社を大きくする、売れない営業パーソンがトップセールスになる、成績が底辺の学生にスイッチが入って学年トップになる、、、などなど、人が別人のように大きく変わる時、何がきっかけとなっているのでしょうか? 外部からの刺激 人が別人のように大きく変わる、つまり人が覚醒して別人のように活躍し始めるようなことがありますよね。意識が変わって行動して才能を発揮し始めて仕事や勉強、何かの活

        <26>日記を書いて自分が望む方向に進めているのかレビューする

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        • 働きがいと稼ぎを倍増させるキャリア論
          26本
        • キャリア・デザインの道具箱
          10本
        • めずらしい転職の事例集
          9本

        記事

          <24>次のステージで成功する為に、やり残しを解消する

          卒業式シーズンですね。学生は学校を卒業して、春休みの後、上の学校や就職先に進んでいきます。社会人も新年度を迎えて人事異動や転職をする人もいるでしょう。あるいは、そういったことがなくても、これまでを一旦リセットして、次のステージに進む判断をすることはあるでしょう。 そこで、次のステージに進む前にやっておくといいことを1つ紹介します。 それはやり残しの解消です。 小さなやり残しの解消 これまでの人生全体、または、現在のキャリア・ステージにおいてやりたかったけれども、出来なか

          <24>次のステージで成功する為に、やり残しを解消する

          <23>手っ取り早く自分の価値観を見つける4つの質問

          本当にやりたい仕事を見つける為には、自分の価値観の把握が必要であると前回のコラム<22>で述べた時に「次回に手っ取り早く自分の価値観を見つける方法を紹介する」と書きましたね。それから2週間が経過してしまって恐縮ですが、本コラムでご紹介します。 満足度が高い仕事は自分の価値観を満たせる仕事 仕事を通じて本当の満足を得る為には「自分が素晴らしいと信じることが出来る仕事」をやることだと私は思います。では、どのような仕事であれば「素晴らしい」と信じることが出来るのでしょうか?

          <23>手っ取り早く自分の価値観を見つける4つの質問

          学歴競争の脇道を行くキャリア戦略もある

          大学の入試が終わって、そろそろ結果が出始めていますね。 受験生の皆さんはものすごく頑張ってこられたことと思います。 転職(新卒の就職も)でも最終学歴は採用に影響がありますが、中途採用に携わっていると最近は一昔前のように偏差値一辺倒で学歴を評価される状況から、少し変わってきたように感じます。 高学歴重視? とは言え、採用で学歴は重視されます。ただし、評価するポイントが変化しつつあるということです。 きれいごとを書いても仕方がありませんので、先にシビアな側面を述べますと、大

          学歴競争の脇道を行くキャリア戦略もある

          <22>本当にやりたい仕事を見つける為に絶対に必要なこと

          本マガジンの<13>(リセットする技術)以降は自己理解の為のノウハウを書いてきました。働きがいある仕事を見つける為には、自分の内面を理解している必要があるからです。そこで前回までに説明した自己分析手法は、大雑把には次の流れになっています。 まず、自分史年表で人生を振り返って<17>、人生の満足度調査で現状の満足度と足りないことを確認し<19>、スキルとリソースの棚卸で自分の強みを把握してきました<21>。ここまでは概ね自分の現状把握でした。 モチベーションの源泉、判断の根

          <22>本当にやりたい仕事を見つける為に絶対に必要なこと

          いつかやろう、やろうと思っていたこと~厚岸産の生牡蠣を自分で剥いて食べる話~

          キャリアのビジョンや目標など、自分が目指すものが何かハッキリと分からないけれど、今のままでは物足りない時や同じ場所で足踏みしていたくない時に、取り組むと良いお勧めのことがあります。 小さなやり残しの解消 いつかやってみようと思っていて、出来ずにそのままになっている小さなことって無いでしょうか? やろう、やろうと思っていて、ほったらかしになっていることです。 自分だけの落ち着いた時間を取って、ノートにでも思いつく限りどんどん書き出してみると良いでしょう。結構あると思います

          いつかやろう、やろうと思っていたこと~厚岸産の生牡蠣を自分で剥いて食べる話~

          <21>自分の強みを見つける方法:スキルやリソースの棚卸

          誰しも他の人にはない強みを持っています。誰でも100人の中で1番になれる強みを持っていると先週のコラムで書きました。100人どころか、1000人や1万人の中で1番になれる強みがあるはずです。 自分の強みを理解することは、仕事で卓越した成果をあげることに繋がります。そして、何よりも自分が働きがいを持てる仕事を見つける為に自らの強みを理解することが必要です。 強みを構成する4要素 ただ、漠然と強みと聞いてもイメージをしづらいかも知れませんね。強みとは何か、もう少しブレークダ

          <21>自分の強みを見つける方法:スキルやリソースの棚卸

          <20>誰でも100人の中で1番になる強みを持っている

          「あなたの強みは何ですか?」 このシンプルな質問に、はっきりと答えることが出来るでしょうか? 新たなキャリア・ビジョンを描き、そして前に進む為には、自分の強みを理解していることが必要です。 強みは物事を成す為の道具 まず、強みは自分が何かを成し遂げる為に使う強力な道具です。それを使って自らの思いを形にしていくのです。しかも、強みのスキルを活かして行う得意なことは、自分が興味あることでもあります。興味があるから、やるようになり、それが強みになっていきます。 例えば、好奇

          <20>誰でも100人の中で1番になる強みを持っている

          <19>人生への満足度は何点??~ハンセンの4Lで分析する~

          将来のビジョンやキャリアの目標を考える為の1stステップとして自分史年表を作成して過去を振り返り分析することを<17>と<18>で紹介しました。それらを実施した人は、過去の人生の理解や捉え直しとともに、今の自分への理解が深まったのではないでしょうか?きっと過去にはなかった様々な思いを感じていることでしょう。 さて、次は視点を過去から現在に戻します。 人生の満足度を分析する さて、本コラムでは、あなたが自分の現状についてどの程度満足しているのか、不満足は何か、ということを

          <19>人生への満足度は何点??~ハンセンの4Lで分析する~

          <18>過去のキャリアや人生をどう分析するか?~自分史年表を書いたら次にやること~

          キャリアチェンジをする!新たな自分に変わる!と心に決めたら、まずやることは、これまで歩んできた人生とキャリアの振り返りということで、前回のコラム(<17>キャリア目標を立てる時は、まず人生の振り返りから始める~自分史年表を作成(フォーマット有り)~)でその方法を述べました。 自分史年表を作成して内省する 具体的には自分史の年表を作成することで今までの人生を振り返ることを書きました。自分史年表を作成して過去を振り返ると、懐かしい出来事や嬉しかったこと、悔しかったことなど、い

          <18>過去のキャリアや人生をどう分析するか?~自分史年表を書いたら次にやること~

          <17>キャリア目標を立てる時は、まず人生の振り返りから始める~自分史年表を作成(フォーマット有り)~

          古い自分をリセットして、キャリアチェンジ(職種や働き方を変える、会社を変える、新しいキャリア目標を立てる、等)をする!新しい自分に変わるぞ!と心に決めたら、何から取り組むべきでしょうか? 人生を振り返る意味 自然な意識の動きとしては、意識は未来に目が向きがちだと思います。ですが、まず目を向けるべきは過去です。これまで歩んできた人生とキャリアの振り返りを行います。なぜか。 今の自分は、過去に経験した幾つかの出来事や、そこで感じたこと、その時に行った意思決定などを積み重ねて

          <17>キャリア目標を立てる時は、まず人生の振り返りから始める~自分史年表を作成(フォーマット有り)~

          <16>今の仕事を辞めると決めた後、次の職が見つかるまでの間、日常業務にどう取り組むか?

          今回は現在の仕事や従来のキャリアを終わらせると心のうちで決意してから、次にやりたいことを見つけて新しいキャリアが始まるまでの間の期間に普段に仕事にどう取り組むのか、ということについて書きたいと思います。 それも、希望の仕事が明確ですぐに転職活動をスタートするという状態のことではなく、「辞めることは決めたけど、やりたいことはこれから探す」というプレ転職活動のケースです。 辞めると決めた後、普段に仕事で心掛ける4つのこと 新たに自分がやりたいことを探すと心に決めた場合、どう日

          <16>今の仕事を辞めると決めた後、次の職が見つかるまでの間、日常業務にどう取り組むか?