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「食べる」のしんどい#15 大阪のうどん

大阪には大阪のうどんというものがあるのだ。
まだ丸亀製麺や讃岐うどんに、うどんの概念を乗っ取られていなかった頃には、間違いなくあった。
いまだと中々ない。大阪にも少ない。検索したら、ほとんど讃岐うどんやそれらにインスパイヤされたうどんが出てくる。
違うんだよ。俺が求めてるのは、もっと意識が低いやつなんだよ! 麺がふやふやのやつだ。
という感じで、帰省した時は、無理してでもそういううどんを食べたりする。
なんでそんなしんどい思いをして、うどん如きを食べるのか。それもよくわからない。

コシのない麺が美味。

食べたのは天王寺の南海そばの肉うどん。460円。
出汁は蕎麦出汁っぽかったので、ちょっと違和感はあったが、それは求めていた意識の低さとしては受け入れようと思う。
細かいこと言わずにさっと食べてさっと帰るのが、大阪のうどんだ。

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