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天橋立「和貴宮神社」宮津祭&神楽「智源寺」磐座隠れスポット【丹後王国シリーズ】

天橋立手前にある智恩寺と奥側にある籠神社と成相寺もよいけど、そのまえにこんなところもある!!「和貴宮神社」と「山王日吉神社」を練り歩くのが「宮津祭」である。

変更履歴
2023/12/24 初版


▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽和貴宮神社:京都府宮津市字宮本431

 「わきのみやじんじゃ」と読む。神社前には公民館があり、駐車場は公民館と兼用になっている。車三台ぐらい停められる。この神社の奥には「カトリック宮津教会」がある。

 宮津の地名発祥の地です。すごい小道に入りますので、近くの駐車場に止めて参拝することをオススメします。

 しかし、アメノミナカ、トヨウケから始まり、イザナミ、アマテラスなど古事記御馴染の神様を祀っている。拝殿・本殿の造りも凝っており、城主から厚い恩恵を受けていたのだろうなと思わせる神社。
 祭神などは籠神社と眞名井神社と同じかと。それもそのはずで、1421年に社殿が建立され、1470年には守護職・一色氏が籠神社の御祭神を合祀し別宮としたようだ。
 ということで、籠神社には賀茂祭こと葵祭があり、ここには宮津祭がある。その模様は後述します。

 拝殿右側に、海中にあったとされる巨石「水越岩(みずこしいわ。波越巌)」という磐座がある。昔はここまで海だったそうで、もしかしたら三重・二見の夫婦岩として存在したのかもしれない。

→秋祭り


→宮津祭


 宮津祭りの相方の神社ですね。

→「旧祭礼日」神楽講 奉納舞

▽智源寺:京都府宮津市字京街道769

 前から気になっていた寺で赤色の山門に立派なお堂がある寺で、お堂には釈迦三尊が安置されている。また、安置されている「聖観世音菩薩立像」は黄金仏で秘仏。1772年に畑より出土し、宮津城で祭祀されていたものを1811年に藩主・本庄宗発公より寄贈された仏像だそうだ。 この仏像は修復されてはいるが、飛鳥時代末の高僧道昭作で、毎年7月27日の観音大祭に公開される。公開と言っても、参拝者の頭上に本尊をかざす斬新な見仏となる。


  • 福井県永平寺(私のNOTE)をはじめ、厳しい禅風で知られる曹洞宗の正式な修行道場

  • 現在も常時10名前後の雲水修行に励んでいる

  • 1625年、宮津城主・京極丹後守高広公が、母の惣持院殿松渓智源大禅定尼追善のために建立

  • 1661年、大本山永平寺より僧録司に任ぜられ、丹後曹洞宗の諸寺を統率

  • 1804年、本堂が再建

  • 御本尊は秘仏「聖観世音菩薩立像」の黄金仏

  • 飛鳥期末、元興寺・道昭の作で、毎年7月27日の観音大祭では、住職より参拝者の頭上に本尊をかざし、法徳を頂かせる習わしがある

  • 1772年、本尊が宮津吉原の畑より仏像が出土し、宮津城中に40年間安置された

  • 1811年、藩主・本庄宗発公により秘仏とされる

  • 本堂の格天井に描かれている「花草図」は、江戸時代後期円山四條派・土佐派の作

弁天堂
辛抱地蔵

▼旅行記

▼セットで行くところ

公開日以降は以下を参照。


▼仏像展


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