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籠神社周辺「金剛心院/妙円寺/大谷寺」後宇多上皇ゆかり【丹後王国シリーズ】

籠神社周辺と北側の神社は京都市内と繋がりがある寺がある。このまま北上すると伊根町なので行く人が多いが、参拝する人は少ない場所!

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2023/12/19 初版


▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽金剛心院:京都府宮津市字日置2268

 京都市右京区周辺の寺で名前をよく聞く「後宇多上皇」ゆかりの寺。本尊は「愛染明王坐像@重文」で、その他に京都・清凉寺「清凉寺式釈迦如来立像@国宝」、奈良・法華寺の「文殊菩薩坐像@重文」と同じく体内より納入物が発見された地蔵菩薩像が安置されている。この地蔵菩薩は平安時代の恵心僧都「源信」の本尊として広く信仰されたもので希少価値のある仏像。そのほかに「木造如来立像@重文」も安置されている。一木造の像高95センチで、寺では五智如来メンバーでもある「宝生如来」としている。丹後地方で最も古い仏像。

 秘仏のため写真でしか参拝できない本尊「愛染明王坐像@重文」は千手姫が、後宇多上皇から賜ったものと伝え、この時に寺号を金剛心院と改めたそうな。

▽妙円寺:京都府宮津市字日置607

 178号線にある寺。北上すると左手の高台にある。琵琶湖をかたどって作庭された「妙円寺八景園」が有名だが、お堂も迫力がある。

 ここ周辺の学問寺だった。琵琶湖をかたどって作庭された妙円寺八景園はが人気らしいが、なぜ琵琶湖なのかよくわからない。阿蘇海とかでもよいのでは・・・と思うのだが。

▽大谷寺:京都府宮津市大垣37

傘松公園へのケーブル左手にある寺。この地域で格が高い寺で、籠神社の神宮寺として繁栄し数多くの塔頭を持っていたが、今はひっそりしたお堂のみが残っている。

 地元では“薬師の塔”があったと伝えられているのだが、塔に薬師如来はあまり聞かない。安置しているところは京都・浄瑠璃寺がすぐに思いつくが、本来は本堂に安置されていたので、ここもどこかの寺に安置されていたのを持ってきた気がする。それは、丹後国分寺ではないか?その薬師如来の薬壺に菊の16紋があればビンゴだろう。

 現在の本尊は「不動明王立像」で「黒不動」と呼ばれている。ちなみに秘仏です。
 金剛界と胎蔵界の大日如来を有していることから真言宗の中心地であったそうだ。また、平安時代は阿弥陀信仰の中心地であったらしく、この地域の仏教中心地と言えようか。

 元々は京都・醍醐寺近辺にあった寺。東寺と同じ寺格を有していたそうで、雪舟の「天橋立図」にもたくさんの塔頭が描かれているとか。

 大谷寺横からの天橋立VIEWポイント!!だが生い茂った木々と建物しか見えない・・・

▼旅行記

公開日以降は以下を参照。

▼セットで行くところ


▼仏像展


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