見出し画像

紫式部の父が国司!越前国府「總社大神宮/国分寺/正覚寺/本興寺」セットでGO【福井シリーズ】

福井県越前の神道と仏教の中心地は寺町とも言えようか。この神社仏閣はセットでどうぞ!!
越前守は藤原為時(ふじわらのためとき)で、紫式部の父で、国司として参拝した可能性もあるとか。近くに紫式部の公園などありますね。

藤原為時さんからメッセージが届きました!?あっ冗談です。。

996年、父・藤原為時の転勤に伴い、紫式部が都を離れた最初で最後の場所だ。父の仕事場である国庁から近い国司館(官舎)に住んだと考えられている。
 「紫式部集」には国府の深い雪を詠んだ歌が残る。<ここにかく 日野の杉むら  埋うず む雪 小塩の松に 今日やまがへる>
 日野山(795メートル)の杉木立に雪が積もっているのを見て、都の風景を懐かしんだ歌だ。日野山がくっきり目に入りそうな場所に国府があったことをうかがわせる。

 2024年、福井の国府資料館「 #紫ゆかりの館 」と「紫式部公園」に行ってみては??

変更履歴
2024/02/06 タイトル変更(越前町寺→越前国府)
2024/02/06 初版


▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時

※後述参照

▼見どころ

▽本興寺:福井県越前市国府1-4-13

 行く予定でしたが飛ばしちゃいました。。。

▽總社大神宮:福井県越前市京町1丁目4−35

  • 祭神は「大己貴命(オオナムチノミコト)」「孝謙天皇」

  • 相殿に「天地神霊(テンチシンレイ)」「天常立尊」と「常立尊」、アマテラス

  • 739年、聖武天皇の勅願で諸国の総社に大己貴命を祀る

  • 大和国大神神社(私のNOTE)の大物主の祭主・太田田根子の末裔・忠麻呂を筑前国の糟屋郡より呼んだ

  • 以後 総社は越前一ノ宮及び二ノ宮と共に越前における代表的な社として、社領百余町、社家十家有り、代々領主および人々の崇敬をうけた

  • 1192年頃、白山平泉寺僧徒の攻撃を受ける

  • 室町時代になると打ち続く戦国争乱により神領を蚕食され社殿が焼かれてその勢力は衰退

  • 1472年、越前の守護・朝倉孝景により社家宛に神領安堵の黒印状が出される

  • 1573年、織田信長の朱印状も出されている

 駐車場はあります。駐車場と言っても線など整理されていないですが。ただ、近くに奇麗な駐車場が出来たようです。や、安い・・

→境内

 地元では「おそんじゃさん」とよばれて親しまれているそう。総社とは、国内の神を勧請して合祀し、国府近辺に建立したもの。総社近くに国分寺あり!!
 越前守は藤原為時(ふじわらのためとき)で、紫式部の父で、国司としてここを参拝した可能性もある。

由緒(パンフレットより)
 総社とは大化の改新の結果、越前国にも国府(現越前市)が置かれ、国司は管内の官社を初め、国内神名帳所載の諸社を巡り親しく巡拝する事になっていたが、やがて巡拝の労を少なくする為や急を要する祈願や祭礼のために、国司所祭の神霊を1ヶ所に合祀して総社が建てられた。
爾来、当社が越前国における総社とされる。奈良時代の天平十一年(七三九)には聖武天皇の勅願で諸国の総社に大己貴命(大国主命ともいい国土経営の神であり、土地の守り神としても信仰されている)を併せて祀る事となり、社伝に曰く、同年五月五日丙申の日に神霊が遷され、この併祀の際、大和国大神神社大物主の祭主、太田田根子命の後齎忠麻呂を筑前国の糟屋郡より召し、この御鎮祭の砌、帝都より供奉したという。
元糟屋郡より出たるを以て糟谷を氏とし、元祖太田田根子命の田田を忠に用い、今にその職を伝えている。
以後 総社は越前一ノ宮及び二ノ宮と共に越前における代表的な社として、
奉額小野道風筆、社領百十余町、社家数十家有り、代々領主および人々の崇敬をうけた。
(中略)

→拝殿・本殿

→夫婦松

→忠魂堂、天満宮

▽正覚寺:福井県越前市京町2-1-8

 南北朝時代、越前国守護の斯波(足利)高経が建てた新善光寺城のあった場所に建っている。当時の城は防御のために土を盛り上げて作った土塁をめぐらせており、その土塁の跡がわずかに残っている。随所に隠れた南北朝時代の面影も見所のひとつで、塔頭・子院が今でも多いところ。


山門は府中城の表門を移築しているようだ。

▽国分寺:福井県越前市京町1丁目6−2

 総社大神宮の隣接地にある。
 平安時代には紫式部が父親の関係で一時期居住した事があり、紫式部としてアピール。本堂に行基作「薬師如来」が安置されているが、50年に一度の秘仏。

 741年、聖武天皇の詔勅によって国府があった武生にも国分寺が建てられた。創建当時、越前は加賀も含めた大国だったので、国分寺も広大な敷地をもつ立派な建物だったのではと思われる。

▼メディア情報

これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。

▼旅行記

公開以降の旅行記は次にアップします。

▼セットで行くところ

▼仏像展


#紫式部の父
#越前寺町
#總社大神宮
#国分寺
#正覚寺
#福井シリーズ
#神社仏閣
#神社
#神社巡り
#やんまあ
#やんまあ旅行記
#旅行記
#やんまあ神社仏閣
#御朱印
#旅のフォトアルバム
#わたしの旅行記
#一度は行きたいあの場所
#人文学
#神仏習合
#福井
#福井シリーズ
#福井丹南シリーズ
#光る君へ
#紫式部
#源氏物語
#旅行・おでかけ
#越前守
#藤原為時
#紫式部
#福井
#越前市
#オオナムチ
#孝謙天皇
#太田田根子
#忠麻呂
#足利高経

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?