徳永アナ「ここからの議論が重要になってきますね。」
大越アナ「そうですね。政治資金規正法改正に向けた議論の場である特別委員会の始まりが、ちょっと異例ですよね。各党が意見表明に立つということ、なかなか見ない光景だと思いますね。それは裏返せば、各党共まだ改正案としての、法案の形として見えていない。更に言えば、この与野党が、どこかで折り合わなければいけないはずなんですが、その接点というのが全く見えていないということの裏返しがあると思うんですよね。だから、国会として何とか意見表明という形でゴールデンウィークの前に、議論の土俵を作りましたよということをアピールする。そういう面目を保つ形にはなったんですが、国会議員が自らを律する法案を作る訳ですから、ぜひこの国会中に結果を出して頂きたい。それはもう各党にお願いしたいと思います。」

広内アナ「佐々木さんが言っていた言葉、こちら「細部に悪魔が住む」。平成の政治改革に携わった当事者の言葉だけに重みがあります。政治資金規正法は抜け穴が多い、ザル法とも言われてきました。今度こそ細部を詰めて、抜け穴を防がなければ、また政治とカネの問題が繰り返されかねません。政治の信頼回復は与野党が実効性のある具体策をまとめることが出来るかどうか？にかかっています。」