廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「選挙の時とか調子いい時はたくさん話をされるのに、未だに説明責任を果たしていないのは情けない話だなあと思いました。あとは、こういうタイミングで仕組みを変えないと、歴史上同じようなことを繰り返してきたので、自民党自ら発信して、特に連座制を取り入れるということを、しっかりやってほしいなと思いますね。」
有働アナ「何かずっと外堀りの話をされているような気になりますけれども、本丸は今後裏金作りをどうやって防ぐか？なので、今ある法律すら守れなかった人達に、どうやって守らせるか？もっと透明なルール作り、これは絶対避けて通れません。」

田中アナ「国民に理解される新しい自民党という言葉がありました。永田町の論理ではなく、国民の感覚を尊重して刷新にあたってほしいと多くの人が感じているのではないでしょうか。政治改革の機運は、これまでにもありましたが、まだまだ道半ばです。喉元過ぎれば熱さを忘れるということにならないよう、有権者側もしっかり見つめ、声を上げていく必要があるのではないでしょうか。」

浜田敬子氏(ジャーナリスト)「派閥は事実上解消という文言すらなくなってしまって、政策集団としても残る道が出来た訳ですよね。1994年に自民党が野党になった時に派閥解消というのをやったんですけども、その時は全派閥の事務所を閉鎖したんですよね、一旦。でも、翌年には内閣改造の時のポストの取り合いというか、そこで多数派工作、旧派閥として行われ、その年の総裁選では事実上派閥が復活したと言われてるんですよね。すぐに復活してる。なぜか？と言うと、自民党って、やっぱり派閥を中心とした権力闘争という何十年もそういう政治スタイルをやってきて、急にこれ変われるか？と言うと、絶対変われないと思うんですよね、政治のスタイルなんで。今回も金とポストから切り離すというけど、具体的にどう切り離すのか？という策がない訳ですよね。なので、人事に関与しないと言っても、結局30年前も関与していた。そういう所を、やっぱり煮詰めてないというか、今まで凄く拙速に取りまとめてきたなという印象を受けます。」
小川アナ「人事に関しては、これまでも岸田総理は適材適所で人事決めてますとおっしゃってきた訳ですから、それをこれから派閥から切り離された人事だと、私たちはどんな風にして確認出来るのか？」
浜田氏「本当に若手とか女性抜擢するのか？民間登用しますと言うのか？どういう適材適所の、どういう基準で選ぶのか？までを、きちんと説明しないと、人事出来ないんじゃないか？と思うんですよね。」

浜田氏「例えば、日本大学にしてもジャニーズ事務所にしても、民間だったら第三者を入れた特別委員会が調査をする訳ですよね。今回、法的にはなかなか限界があって刑事責任に問われなかった人達が、やはりきちんと何のために、先ほど事実をちゃんと解明しないと、刷新というのは出来ないと思うんですよね。なので、特別委員会など作って、ちゃんと検証しなければ、処分もどのくらいの処分をするべきか？も決まらないと思うので、まずはそこからやってほしいなと思います。」

長内厚氏(早稲田大学ビジネススクール教授)
・ピンポイント着陸に誤差3〜4mは大きな成果
・SLIM＆H2Aロケットに多くの日本企業の技術
・今後宇宙は科学調査の場からビジネスの場へ