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2021/12/1 新型コロナワクチン 医療従事者への3回目接種開始

2021/12/1 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

【新型コロナ変異ウイルス「オミクロン株」国内2例目の新規感染者確認】
NHK:ニュースウオッチ9

和久田アナ「オミクロン株、やはり気になるのは、今使われているワクチンの効果ですよね。」
田所アナ「はい。まずアメリカの製薬会社、モデルナのバンセルCEOは“どのくらい効果が下がるかはデータを待つ必要がある。““デルタ株と同じレベルの効果が得られることはないと思う“としています。またアメリカの製薬大手ファイザーのブーラCEOは“新たなワクチンを使うとすれば、オミクロン株に対し現在のワクチンが効果がないとわかったときだけだ“としているんです。」
和久田アナ「いずれの製薬会社も現時点では既存のワクチンがどのくらい効くのか、詳しいことはわからないとしている訳ですよね。では、もしも新しいワクチンが必要になった場合、どのくらいで開発出来るものなのでしょうか?」
田所アナ「モデルナは、大規模に製造出来るまでには数か月かかるという見解を示しているんですね。一方ファイザーは、100日以内にできるだろう、との見通しを示しています。このように有効性や安全性について確認するためには、一定の時間がかかるということなんですよね。」
和久田アナ「そうですよね。そして、これを日本で使用出来るようになるには、更に時間がかかる可能性があるんですよね。このようにオミクロン株への決定的な対策がまだ見えていないだけに、今私達に出来るのは従来のデルタ株の感染を出来る限り抑えることです。やれることを徹底するしかありませんね。」

テレビ東京:WBS 

佐々木アナ「ワクチンの前倒しなども出てきていますけれども、このオミクロン対策、今日から1ヶ月間国際線の到着便については新規の予約停止されるということで、迅速ですが厳格とも言える措置ですよね。」
原田亮介氏(解説キャスター)「そうですよね。国内感染が下火になって、ちょうど航空業界一息つくという矢先だったから、年末は掻き入れ時ですよね。ですから、業績回復のシナリオにマイナス要因という風に思います。ただ、感染力ですとか病原性はあと2週間くらいでわかるでしょうから、今はあくまで緊急避難ということですね。」
佐々木アナ「そうですね。私達に出来るということは、予防対策。とにかくマスク、うがい、そして密を避けるということを徹底するということですね、これまで通り。」

【新型コロナワクチン 医療従事者への3回目接種開始】

NHK:ニュースウオッチ9 

田所アナ「3回目の接種をめぐって、多くの人が気になるのは副反応だと思います。ファイザーの報告では、海外の治験の結果、2回目の接種後と同じ程度だったということです。」
和久田アナ「こうした3回目の接種をめぐる不安もそうですが、オミクロン株についてもまだわかっていないことが多くあります。政府や製薬会社、研究機関などには、その都度丁寧な情報提供を行うことで、国民の不安や疑問に答えていって欲しいと思います。」

日本テレビ:Newszero 

辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「ここ最近は各国で感染状況がバラバラだったので、それぞれ危機感は違ったと思うんですけれども、オミクロン株が出てきたことで、世界中が同時にまずいと感じ始めているタイミングだと思うので、これまで以上に調達するのは大変だろうなと思います。」
有働アナ「はい。一人一人3回目どうせ打つなら、早く打ちたいという方もいらっしゃると思いますけれども、リスクがどこにあって、誰に届けるのが効果的なのか見極める必要がありますし、それから今最大の関心事でありますオミクロン株にはどの程度効果があるのか、この辺り政府には明らかになったことをしっかりと示してほしいです。」

テレビ朝日:報道ステーション
【新型コロナワクチン 3回目接種“前倒し“検討】

大越アナ「オミクロンという新しい要素が入ってきて、色々難しい点出てきていますけれども、考えてみれば、予期しないことは起きるんだということを、この2年間コロナ禍で学んでいる訳ですから。デルタ株もそうですね。政府当局に万全の対応を求めると共に、私達は自分で出来ることを、感染対策を一人一人しっかり取っていきたいと思います。」

政治

フジテレビ:FNN Live News α
【経済産業省 スタートアップ支援強化で専門部署新設】

石倉秀明氏(キャスター 取締役CRO)
・カギは“株式市場の考え方の転換“
・優秀な人材が動きやすいアシスト
・“規制緩和を“役所は既存ビジネス守る傾向

三田アナ「日本でもこういうイノベーションが促進されるためにも、官民一体となってスタートアップの支援制度や既存の規則改正についても取り組んでいく必要がありそうです。」

テレビ東京:WBS
【EV普及 日米の格差】

佐々木アナ「今日はEVの話がありましたね。」
角谷アナ「私も取材してきたんですが、やはり大事なのは蓄電池とスタンド。その環境整備が大事なんだなという風に感じましたね。」
佐々木アナ「そうですね。ただ、電気自動車か?そういうスタンドか?ニワトリが先か?卵が先か?の議論になってきた感じがします。」
原田氏「こちらにあるように予算額で見ると、日本は2桁少ない、アメリカに比べて。これスタンドの予算なんですけれど。EVの新車の普及率というのはヨーロッパは12%、日本は1%に満たないので、今ドッと整備しても使われないという問題がある訳ですね。国内で言うと、ハイブリッドの競争力が強過ぎてEVが普及しないという問題もあります。」
佐々木アナ「ですから、ヨーロッパなどは急速なシフト。中国もですし、他はどんどん進んでいく、と。」
原田氏「問題は国内の需要がないんで、日本の蓄電池、自動車用電池のメーカーのシェアもどんどん落ちてて、中国や韓国にやられてるんですね。だから、半導体やスマホにならないように官民が一緒にしっかりやらないとやっぱりダメでしょうね。」
佐々木アナ「方向性をしっかり決めて、話し合って進めるといくということですね。」

国際

フジテレビ:FNN Live News α
【安倍元首相 台湾の研究機関イベントでオンライン講演 “台湾有事は日米同盟の有事“】

三田アナ「中国は随分と強い口調で反発していますが、安倍元総理の発言どう聞きましたか?」
風間晋氏(解説委員)「国際関係においては、相手を強い言い方で牽制すれば、相手も負けじと厳しく言い返してくるものです。それが国の安全保障に関わることであれば尚更です。同時に言葉の強さだけでは、相手に行動を変えさせるのは困難です。台湾海峡の平和と安全について、日本は力による現状の変更を認めない立場です。そのためには軍事侵攻にはとてつもない政治的リスクが伴い、勝てる確信も持てない。こちらから仕掛けるのはやめておこう。そう中国に考えさせることです。いわゆる抑止ですよね。では、中国は日本などのどこを見ているのかというと、戦う意志の強さ、あるいは装備や兵員の充実度、戦費を調達する能力、同盟国との関係、国民の支持など多方面に及びます。ただで出来る抑止はありません。戦略的取り組みと何よりも覚悟が問われると思います。」
三田アナ「そうなんですね。先日、林外務大臣は中国側から訪中の招待があったことを明らかにしましたが、岸田政権が中国とどう向き合っていくのか、注視していきたいと思います。」

テレビ東京:WBS
【産油国会議 開催へ 高値続くガソリンの今後は?】

佐々木アナ「これは結構衝撃的というか、パウエル議長本人が“インフレは一時的“という見方を撤回した、かなり大きな意味があると思いますけれども、既に11月から量的緩和の縮小は開始しています。つまり、今後はスピードアップするということになるんですね。」
原田氏「はい。これまでの利上げまでのスケジュールは、こういう整理出来ると思うんですけど、今月FOMCで点検をして、来年の6月には量的緩和の縮小を終了する、と。で、秋に9月くらいに利上げじゃないか、と言われていたんですが、今回のパウエルさんの発言で量的緩和の縮小を加速する、ということですから、春までにこれを終える、と。そうすると、この春というのが3月なのか?4月なのか?そうすると、例えば利上げが4月なのか?5月なのか?6月なのか?そういうことになる訳ですね。」
佐々木アナ「そうですね。パウエル議長のその発言を受けまして、金融市場もちょっと動揺はしたんですけれども、オミクロン株への警戒は示してはいるんですけど、そこまでではないですよね、パウエル議長。」
原田氏「そうですね。コロナの最初の時点に比べると、今は治療薬もあるし、ワクチンも当然ながらある訳ですよね。で、為替のマーケットでは当初利上げが遠のくと見て、円高ドル安進んだんですけど、今ちょっと戻ってる。で、パウエルさんの発言とスタンスは逆ですよね。一時的と言ってきたインフレ懸念。長期化への懸念をはっきりと示して、FRBは利上げへのポジションを固めたと言っていいんじゃないでしょうか。」
佐々木アナ「景気を冷やすことなく、利上げに進めるかどうか、正念場ですよね。」

その他

NHK:ニュースウオッチ9 
【安いニッポン 価格を上げたくても…】

田所アナ「今回ネットの消費者の声を紹介しましたが、その中にはステルス値上げについて、企業側からこれだけ苦しいのだから値上げしたい、というきちんとした説明があれば、自分は値上げに納得する、という声もあったんですね。」
和久田アナ「そうなんですか。消費者は安いのはいいじゃないか、と思いがちですけど、企業が苦しいままだと賃金は上がらない、景気もよくならない、と結局は私達の暮らしに跳ね返ってくるだけに、本当に難しい問題ですね。」

【パナソニック 松岡洋子常務 日本ものづくりに期待】

和久田アナ「松岡さんの考え方、はっとさせられることも多かったですけれども、これだけ価値観やキャリア形成が異なる人が会社に加わると、様々な変化生まれそうですよね。」
田中アナ「そうですね。また、仕事に限らずですけど、参考にしたいなと思ったことが、松岡さんのフィードバックで、1つ悪い所を伝えたら、5つ良い所を伝えるということですよね。人と人が信頼関係を構築していく上で、本当に必要な考え方なんだなという風に感じましたよね。明日から実践したいなと思いました。今からですかね。」

日本テレビ:Newszero 
【自分が住む街 満足度ランキング】

有働アナ「住み続けたい街ってどんな街ですか?」
辻氏「会社の同僚で子供が産まれて引っ越し先を今探している人がいるんですけど、幼稚園とか保育園もそうですし、あとベビーカーの通りやすさというところまで、子育てのしやすさに差があるのは聞いてました。私自身で言うと、例えばパートナーシップ制度があるですとか、個人の生き方を尊重する自治体がいいなというのは思いますし、あとはコロナで最近徒歩圏内でもある程度生活が完結出来るかどうかみたいなことも気にするようになりましたね。」
有働アナ「なるほど。私は終身雇用のつもりで家を選んだんですけど、結果辞めちゃいましたし、今職業も変わっていく時代ですので、好きなところに住むのが幸せなんだなと思います。」

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