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人は、書くことと、消すことで、書いている。

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岩崎俊一さんに憧れる、コピーライティング好きの独り言。
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「書きたい」は、どこから来るのだろう。

「書きたい」は、どこから来るのだろう。

先日、「ことばみらい会議」というイベントに行ってきた。

TCC(東京コピーライターズクラブ)が主催する【コピーライターと異業種のプロフェッショナルたちが「ことば」を軸に語り合う】イベントだ。

LUMINEのコピーでお馴染みの尾形さんや、旭化成やポカリスエットのコピーを書いた磯島さん。著書がかなり話題になっている田中泰延さんなど、登壇するコピーライターの方々が豪華なこともあり、通し券を買って、半

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「良いコンテンツをつくろう」と思うと、何も書けなくなる。

「良いコンテンツをつくろう」と思うと、何も書けなくなる。

ありがたいことにnoteの累計PVが10,000を超えた。

1年前の9月末に始めて、もう丸1年になる。

書いたノートの数は67個。

noteさんがプラットフォームとして、どんどん素敵になっていっていることがPV数に大きく関わっているというのは百も承知。

それでも、ほんの少しの微々たる努力を続けてきた自分を褒めても良いのかなと思ったりもする。

ただ、最近はその微々たる努力の継続もなかなか大

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noteを毎日更新してみて気づいたこと。

noteを毎日更新してみて気づいたこと。

先月、毎日noteを更新しようと頑張っていた期間があった。

7月9日から始めて、7月21日まで続いた。だいたい2週間ほどである。

単純に「書く量を増やそう」と思ったのがきっかけだったのだが、いくつか気づいたことがあったので、備忘録として残しておこうと思う。

①ネタが尽きるのは、毎日に気づきが少ないから。あと気づいても書く前に忘れてるから。

毎日更新しようとしたときに、一番苦しくなるのが書く

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勝手に自分が書くとしたら。

勝手に自分が書くとしたら。

電車内で「休足時間」という商品の広告を見た。そのコピーが少し気になってしまった。

さ、帰ったら、休足しましょ。

「休足」という単語に発見があるという考えなのか、動詞として流行らせたいという意図があるような感じがする。

ただ、このコピーでこの商品を買う人がどれぐらいいるのか少し気になってしまった。

なんせストレートすぎる。もう少し足を癒すことに何かしらのベネフィットを見出しても良いのでは

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表現したいという気持ちさえあれば。

表現したいという気持ちさえあれば。

前回の月極広告社を書いてから、自分の中に第二次俵万智さんブームが来ている。

家にはサラダ記念日をはじめとした歌集はもちろん、俵万智さんが書かれた「りんごの涙」というエッセイ本もあったので、久々に読み返してみた。

※今さらながら「エッセイ」ってなんなんだろうと思って調べると、下記の通りの言葉が出てきました。

自由な形式で、気軽に自分の意見などを述べた散文。随筆。随想。

誰かの日記のような個人

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誰かのコトバが、いつか芽を出すときがくる。

誰かのコトバが、いつか芽を出すときがくる。

アナザースカイの放送500回スペシャルを見た。

2008年にスタートしているので、もう10年続く番組になっているそうだ。

自分が毎週見るようになったのは4年前ぐらいなので、それよりも倍近く前からやっていることになる。単純にすごい。

アナザースカイの魅力はたくさんある。その土地ならではの鮮やかな風景、家族や古い友人など人と人との関係性、普段聴かないけど耳に残る洋楽のBGM。

数ある魅力の中で

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「自分ならどう書くか」がスタートライン。CCN賞公開審査で嫉妬する広告に会ってきた。

「自分ならどう書くか」がスタートライン。CCN賞公開審査で嫉妬する広告に会ってきた。

CCN賞とは、CCN(コピーライターズクラブ名古屋)が開催している完全公開審査の広告賞。

広告賞にはクローズドなイメージがあった分、完全公開審査というのはすごく面白いと感じた。

「嫉妬」と「透明性」で応募者の成長や、交流といった普段得られにくい体験の場を提供します。

たしかに。透明性の他にも、全部見れるからこその嫉妬もあると思う。つくる人にとっては、圧倒的なものを見せられるのが一番凹む。

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JAPAN JAMで聴いた、サンボマスターの「ラブソング」が頭から離れない。

JAPAN JAMで聴いた、サンボマスターの「ラブソング」が頭から離れない。

あっという間に過ぎ去ったGW。

前半は引きこもり、後半はそこそこ遊ぶという良いバランスの中で過ごせたような気がする。(「暦通りの出勤」が嫌いな言葉に仲間入り)

GW中、遠出までとはいかなかったが、JAPAN JAMという千葉県で行われたフェスに1日だけ参加してきた。

自分が参加したのは、5月5日。

透き通るほどの快晴。がぶ飲みするポカリスエット。5月ですでに日焼け。

ちなみにタイムテーブ

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「書きたい」って言ってた頃より、書き始めてからのほうが、書くことがもっと好きになった。

「書きたい」って言ってた頃より、書き始めてからのほうが、書くことがもっと好きになった。

講座地獄である。

2月に宣伝会議のコピーライター養成講座(年間コース)に通い始めて、はや2ヶ月。

4月から「明日のライターゼミ」というライター講座に通い始めた。(半年間ぐらい)

そしてデザインの勉強もしたくて、バンフーデザインスクールにも通い始めた。(こちらは全4回)

平日仕事終わりに行くこともあれば、土日に行くこともある。

事前に課題があるときも多いので、講座がない週も何かしらずっと書

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それでも書き続ける限り、まだ嫉妬する権利ぐらいはあると思う。

それでも書き続ける限り、まだ嫉妬する権利ぐらいはあると思う。

宣伝会議賞のグランプリが決まった。

応募総数45万8944点の頂点。

コピー1本で100万円。

選ばれたのは、自分も応募したクレディセゾンのコピー。

近しい所にはいた(と思う)

それでも、ここまで鮮やかに、シンプルに書けたものはなかった。

めちゃくちゃ難しいレトリックがある訳でもないし、衝撃の発見がある訳でもない。でも、書けそうで書けない。

「なぜそのコピーが書けなかったのか」

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それでもやっぱりコピーが好きで。

それでもやっぱりコピーが好きで。

2月1日に、宣伝会議賞の1次審査の結果が出た。

日本で最大のコピーのコンテストである宣伝会議賞。プロ・アマ問わず応募できることもあり、今回の応募総数は約45万点で、通過率は何と1.1%だったらしい。(白目)

昨年は300本ほど応募して、1次通過は2本だった。(書いたのは500本ぐらい)残念ながら、2次以降には進んでいない。

今年も500本ぐらい書いて、応募したのは300本ほどだったのだが、今

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