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【2022年3月号後編】「あとで読む」を、ほんとうに読む。

最近、「あとで読もう」と思ってTwitterでブックマークしたコンテンツが大量に貯まってきた。面白そうな内容なのに、実際にはあとで読むこともなく、ただただお気に入りして終わる。

ということで、定期的に時間をとってまとめて読むことにしました。Webの積ん読解消企画、スタートです🏁

①使いやすさと信頼性を担保する。

10代と40代以降で重視するものが変わる、という部分のバックグラウンドに納得感があった。たしかにネットリテラシーの違いによって、重視するものが変わってくるのかも。

10代、20代では他の年代に比べて「正確な情報が得られること」、「信頼できる情報が得られること」が高くなっており、10代では2位に入ってきています。この年代は、小さい頃からインターネットに慣れ親しみ、多くの情報を手にするすべを知っているだけに、その中から信頼できる、必要な情報を見つけ出すことの重要性というのを特に感じているのかもしれません。
また、40代以降では下の年代に比べ「使い慣れている/いつも使っているものであること」がやや高く、慣れ親しんだ方法で、スムーズに調べられることを重視しているのかもしれません。

②阿吽の呼吸に依存しない組織づくり。

副業に限らず、足並みを揃えるのが難しい場面は多々あるので参考にしたいと思った。特に社内ではなく、外部を巻き込むときには「分かってほしい」ではなく、「分かってもらうための仕組みの構築」にフォーカスしたほうが上手くいきそう。

③疑いのない目標をつくる。

「目指すべき場所を徹底的に言語化する」というのは大事なんだろうなと改めて思った。日々の業務の質や集中力、他の人との連携も含めて、目標がズレていると手法もズレていくだろうし。事業収益に引っ張られ過ぎているので、この記事を元に一度整理をかけたい。

④本音を引き出すヒアリングの設計。

ヒアリングする対象者のイメージを膨らませるために、「行動の理由を聞く」というのはすごく良いと思った。たしかに、使う理由によって、その人の置かれている環境なども見えてくることもあるだろし。

あとは5段階評価で聞く質問も、深堀りを前提にするとかなり機能しそうだなと。やっぱり事前の設計が大事だな・・・。

その人にとって「なぜ良いか・悪いか」を判断するために5段階をつけて、本音が理解できるまで深掘りする。そうすると、社内や関係者にも納得してもらいやすくなります。

⑤伝えたい目的によって、結論の役割は変わる。

いやーたしかに!という感じの記事。成功事例が増えれば増えるほど、なぜか全体の質が下がってしまったり、引き継いだあとに歪なかたちになってしまったりということは起こりやすいと思う。最後のほうに「ペアワークで過程も共有する」というのがあったが、そこまでしないと解像度が上がらないんだろうなぁと。「教えてもらう」と「学ぶ」のスタンスの違いもあるんだろうけど。

⑥合意のあるなかで承諾できる範囲を広げる。

お伺いを立て過ぎてしまうと、前に進めるスピードが遅くなってしまう。だからこそ、きちんと最初に「判断基準」について認識を揃えて合意することが大事。社内外問わず、ここに記載のある「基本方針」のようなものが必要なのかもしれない。

私が書くドキュメントにはよく「基本方針」という項目があります。方向性だけ早期に合意をとり、その先はチームメンバーで自由に発想・制作してもらうのが狙いです。その先の判断は合意した基本方針から大きくズレていないようであればスルーになるので工程短縮に繋がりますし、現場もいちいち確認をとる必要がないのでオーナーシップをもって活動しやすくなります。

⑦まずは、小さな火種を生む。

「小さな火種を生む」という始め方がとても良いと思った(キングダムを彷彿とさせる)いきなりすべて上手くいく訳ではないからこそ、小さく少しずつ実りあるコトを進めていく。周囲の理解を得るためにも、まずは行動を積み重ねる必要がある。

⑧ビジョンを体現できるKPIになっているか?

先ほどのプロダクト指標の記事にも通ずる、「あるべき目標の立て方」の話。良いNorth Star Metricの構成要素からチェックリストをつくり、今の状況を整理していく過程が学びになった。

確かに休眠ユーザーの多さは重要な課題の一つになり得ます。一方で、「休眠ユーザー率」という目の前の課題に飛びついてしまい、視点が近視眼的になってしまったように思われます。また、この指標は「使ってくれているユーザー」の成功には寄与していない点も見逃せません。

⑨コンセプトの思考法。

ちょっとすごすぎて1回では理解できなかった・・・。たぶん繰り返し実践してみながら理解しないとダメなドキュメントな気がする。軸のある企画をつくるためには、このようなプロセスの明確化(可視化)を目指した方が良さそう。あとでもう1回読む。

⑩クリエイティブの成果をどう事業に接続するか。

クリエイターの組織運営の話。数値目標に落とし込んでしまうことで、失われるものもたしかにあるよなと。自分のモチベーションがどこにあるのか、そしてそれを最大限高めてくれるような目標を、きちんと事業に接続するのが大切な気がする。とても難しいけれど。

それからは組織として一律に数値成果を求めるのをやめました。クリエイターによって何にモチベーションを感じるかが違う。数字の効果改善にモチベーションを発揮するタイプもいるし、課題整理に力を発揮する人もいるし、自分の作ったものの裏付けに注力する人もいる。一人ひとりの強みやwillと向き合い、それぞれの得意な所でちゃんと成果を出すことを優先しました。

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読むのが全然追いつかない・・・!笑
ただ3月もほんとに面白い記事ばかりでした。

特に「目標の立て方」や「組織(チーム)づくり」に関する記事をたくさんピックアップしているのを見ると、そのときに自分が興味を持っていたジャンルが垣間みえて良いなと思います。

リモートでの働き方が多くなってきた中で、「何を目指し、どうチームの力を最大化していくのか」ということを改めて考えないといけないのかもしれません。

4月の記事もたくさん貯まってきているので、GW中に全部読み切るぞ・・・!

ここまで読んでいただいてありがとうございます。サポートしていただいた分は、もっとたくさんの文章を書くための糧にいたします。