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【2022年6月号前編】「あとで読む」を、ほんとうに読む。

最近、「あとで読もう」と思ってTwitterでブックマークしたコンテンツが大量に貯まってきた。面白そうな内容なのに、実際にはあとで読むこともなく、ただただお気に入りして終わる。
ということで、定期的に時間をとってまとめて読むことにしました。Webの積ん読解消企画、スタートです🏁

①ライトな入口とロイヤリティを高めるステップを設計する。

対象としているユーザー層とアプローチするチャネルの特性が整理されていて、とても分かりやすかった。ライトユーザーへの入口としてたしかにLINEは最適だろうし、ロイヤリティを高めるためのステップがきちんと用意されていることで、その入口が最大限生かされるようになっている。中長期の視点で設計することが大事なんだろうな。

②改善する目的と対象物の役割を整理する。

改善方針の整理として出てきた「マルチエントリーポイント設計で多様な人に対応する」「情報の断片化を解消する」という部分がとても参考になった。改善の軸となる目的と役割の整理ができていれば、その後のディスカッションにもブレが起きにくそう。

③定量的な指標は、あくまで目的に近づいているかどうかを測る手段。

ついつい数字ジャンキー的な考え方になってしまいがちなので、定期的に整理して振り返りたいと思った。特に定量的な数値目標が何のために存在するのかは、自分の中で腹落ちするまで理解しておいたほうが判断の軸がブレなそう。

定量的な指標はわかりやすいので目標と混同してしまいがちなのですが、あくまで目的に近付いているかどうかを測る手段でしかありません。

④役割の可視化と集中できる環境づくり。

開発の組織編成だと、PMが何でも屋になっているイメージがあるので、本来集中すべき役割に集中できるようにするのは良さそう。役割分担を可視化することも重要だと思う(チームに対する当事者意識を高めるためにも)

⑤UXの生命線はどこなのかを把握する。

たしかにな〜と感心した投稿。シンプルな導線・情報設計を保つために、避難場所のようなものを用意しておく的な。ホーム画面ほぼ見たことないもんなぁ・・・。

⑥今までの歴史を紐解いて、理解を深める。

今までの歴史を紐解く、というのはどのジャンルでも勉強になりそうだなと思った。あとは、「売上は原因特定解像度が最も低い経営指標の一つなので、何によって売れたり売れなかったりしたのか、その原因は容易に説明できないはずです」という解釈にも納得。複雑な構造の中で、どんな指標をどう追っていくのか考えるのが大事なんだろうな。

⑦更新されることを前提に、評価項目をチームのものにしていく。

「良い」に対する基準がバラバラだと、質もバラバラになってしまう。チームとして、アウトプットの質を担保する取り組みとしても良いなと思った。どんな項目を評価項目として入れ込んでいくのかというプロセスに周囲を巻き込むことで、納得感のある評価基準がつくれそう。

⑧アナログ→デジタル実装でプロダクト化する。

Twitterでたまたま見つけたツール。真面目なテスト問題にも、ネタ的なクイズにも使えそう。こういうのつくれる人、シンプルにすごいよなぁ・・・。

⑨トレンドの変化と背景を理解する。

映えにも明確な流行りがあるのには驚いた。「たしかに最近はそういう投稿多いよな」と感じるので、流行りについていくというのは思っていたよりも大変そう。SNSマーケの人たちは流行りのポイントを押さえながらコンテンツをつくっているんだろうな。

⑩新しい可能性を模索する時間をつくる。

こういう「新しいことを考える時間を確保する」というのは大事だな〜と。気がつけば既存業務に忙殺されていることもしばしばなので、意識的にチャレンジ領域の施策を考える時間を取らないと。

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今回は、割と幅広い分野の記事やツイートをストックできた気がします。
全体を通して、「目的を整理して、きちんとポイントを押さえる」という心構えが大事だなと感じたので、改めて意識していきたいと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。サポートしていただいた分は、もっとたくさんの文章を書くための糧にいたします。