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憂鬱な時に読んで欲しい

今日はメンタルヘルスについて書いてみたいと思います。僕もときどき鬱にちかい状態になってしまうこともあり、この問題と向き合うことはとっても重要だと感じています。

今回伝えたいことは、
あなたは1人じゃないってことと、
自分の好きなことに没頭する時間、新しいことにチャレンジする、新しい人に会いに行くことをやめないでねってこと。

先日、YouTubeからおすすめ動画として、
原貫太さんの『なぜアフリカ人にはうつ病が少ないのか?』というテーマの動画を視聴しました。

https://youtu.be/C_Lyvrco9Vc

そこで興味深い問いがありました。

「アフリカの田舎と、日本の都会、
どっちの生活がいいですか?」
そんな問いです。

おそらく、10人中10人が
東京や大阪などの日本の都会を選ぶのではないでしょうか。
その答え、合理的に判断したとして、
全然間違っていないと思います。

しかし、今回のテーマである
『うつ病』という切り口で考えると、
非常に面白い問いだと感じました。

ある調査によると、日本において
一生涯のうち、女性は4人に1人、男性は7人に1人の確率でうつになる可能性があるらしいです。

経済的に発展し、便利になった日本。
世界的に見れば、安全な水、食料があり、
住むところ、娯楽がたくさんあり、
治安もいいため殺人件数も少なく、
清潔で医療も発展しているため、感染症や飢餓などで命を落とす人も少ないです。

世界的にみても日本という国は
明らかに恵まれた国です。

しかし、恵まれているはずなのに、
どうして日本ではうつになる人が多いのか。

また別の研究?調査?では、
ナイジェリアの都市部、田舎、アメリカ都市部などで
女性に対して日々の生活におけるアンケートを実施。
そのスコアからうつ病リスクを判断するものなのですが、
うつ病傾向が低かった順番が、
(低)ナイジェリア田舎→ナイジェリア都市→アメリカ都市部(高)、だったそうだ。

つまり、田舎ほどうつ病になりにくい。
なんとなく、日本においても
田舎の方が自然豊かで、時間ものんびりしている一方で、
東京とかの都市の方が時間が忙しく過ぎ去る感じがして、
田舎の方が幸福度が高そう、精神的に安定しそう、みたいなイメージはありますよね。
(実際、田舎民はイベントとか、ライブとか、流行がたくさん集まる都会に憧れます笑)

▶︎5人に1人は孤独が鬱の原因

ナイジェリアという国を一つとったとしても、
田舎に暮らす人よりも、都市部に暮らす人の方がうつの症状を示す値が大きく、

結果的に最も精神状態が悪かった(うつ病リスクが高い)のは、アメリカに暮らす女性だった。

経済的にも、文化的にも発展、近代化されている社会に暮らす人ほど、裕福で便利な反面、
精神状態が良くないという、事実。

今回でいうアメリカの都市と
ナイジェリアの田舎(農村部)
この両者を分けるのは、
どれだけ人とのつながりを普段から持てているか、
仲間と一緒に過ごす時間が多いか否か。
ここが大きな決め手になっているのではないか、

最後にもう一度、
最初の問いに戻ってみましょう。

「アフリカの田舎と、日本の都会、
どっちの生活がいいですか?」

アフリカの田舎は肉体的な労働が強いられ、
物質的には決して豊かとは言えません。
感染症や飢餓などで命を落としてしまう子ども
日本と比べると圧倒的に多いです。
でも、精神的な健康状態は日本人よりも良いわけです。

日本の都会、
物質的には豊かであり、
美味しい食べ物も身近なところにあり、
感染症や飢餓で命を落とすことなんて、
アフリカに比べれば圧倒的に少ないです。

でも、調査結果をもとにすれば、
精神的な健康状態については、
アフリカの田舎よりも良くはないわけです…。


非常に考えさせられる内容でした。

僕らは決して実際にアフリカの生活を体験したことなんてないわけですし、
想像で語ることしかできません。

今回の動画を通じて、感じたことは
1.日本って改めて恵まれた国なんだな、
もう僕らは物質的にある程度満たされているんだなという喜び、

2.一方で、日本を含む先進国が抱える
心の問題について改めて向き合いたいなと思いました。

精神を安定させる薬は日々開発され、
進歩を遂げているわけですが、

精神的な豊かさ、は
実はもっと僕らにとって身近なところに
あるんだということにも気づかされました。

昨日のnoteで書いたような、
日記を書いてみる、記録してみるということもその一つかもしれませんし、

運動する、瞑想する、趣味に没頭するとか、
家族や恋人、友人と大切な時間を過ごすとかなど。
コロナも少しずつあけてきて、
人とリアルで会うという時間も増えてきたのではないでしょうか。

日々の食事の時間においても、
今よりももっと時間をとって、
噛む回数を増やして、素材本来の美味しさや
物語に意識を向けてみるとか、
いろいろあるような気がしました。

僕は
もっともっと好きを共有できる
人と会って遊んだり、いろんな経験をしていきたいなと思いました。

僕のこの"書く"という行為が、
誰かにとって楽しみな"読む"になればいいなぁ

今日はこの辺で、バイバイやん!


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