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アミノ酸の吸収について

【2024年1月25日(木)】
お野菜が光合成を行ううえで重要になる葉緑素、
その葉緑素のパワーアップにつながる、
アミノ酸の吸収について調べてみた。

お野菜は、アミノ酸を根から吸収している。
この事実は、つい最近発見されたようだ。
では、そのアミノ酸の吸収が、
なぜ重要となってくるのか?

光合成に必要な葉緑素は、
アミノ酸の1つである、
グルタミン酸から生成されるとのこと。

そのグルタミン酸は、
土中の窒素成分(N)とブドウ糖(C6H12O6)からつくられている。

窒素とブドウ糖があれば、
グルタミン酸を絶対補給する必要はないようだ。

しかし、グルタミン酸のもととなるブドウ糖は、
お野菜が光合成を行って生成するので、
結構パワーが必要になるとのこと。

なので、グルタミン酸などのアミノ酸をアミノ酸肥料(魚肥など)として補給してあげれば、
ブドウ糖(炭水化物)を節減でき、
効率的に葉緑素を生成できるとのこと。

さらに、
節約できた炭水化物は、
お野菜に必要な、
他の炭水化物成分(セルロースや栄養素など)に活用されるとのこと。

そして、
そもそも、お野菜の細胞は、
タンパク質でできている。
タンパク質はアミノ酸のかたまり。
なので、アミノ酸を効率的に吸収できるのであれば、
細胞をつくる材料がたっぷり得られることになる。


なるほど、
アミノ酸肥料を活用すれば、
お野菜の成長や栄養素の生成も進み、
美味しくて、栄養があって、元気なお野菜を目指せる、
ということになる。

今後、自身でも、
このアミノ酸肥料を活用して、
成長するお野菜にどのような変化が生まれていくのか、検証していきたい。

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