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水溶性炭水化物の吸収について

【2024年1月26日(金) 満月】
良い野菜つくりを目指すために重要な炭水化物。
その炭水化物の生成に重要な1つの要素となる、
水溶性炭水化物の吸収について、
調べてみた。

水溶性炭水化物とは、
糖類や有機酸(酢酸など)とのこと。

オガクズやワラなどの植物が入った堆肥を土に施肥すると、
微生物の力などによって、
糖類や有機酸(酢酸など)がつくられるようだ。

つくられた有機酸は、
お野菜の根から吸収される。

吸収された有機酸は、
光合成によって生成される炭水化物と同様に、
お野菜の成長や栄養素として利用されるとのこと。
擬似光合成ともいわれるようだ。

なので、水溶性炭水化物が豊富であれば、
たとえ悪天候が続いても、
光合成代替物が存在することとなり、
お野菜に必要な炭水化物を提供できるそうだ。
光合成には、太陽の熱が必要で、
悪天候が続けば、必要な熱を得ることができなくなるからだ。

なるほど、
野菜つくりに、堆肥が重要、
とよくいわれるのが理解できる。

堆肥は土をフカフカにする、
とよく聞くが、
他に、有機酸の補給という役割も担っているとは、すごい。

堆肥についても、
今後、野菜つくり実践の中で、
その有用性を自身でも検証していきたい。

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