少女終末旅行全巻読了時の心境と感想
救いの無さすぎる最期だが、そこには絶望に近くて、でも絶望とは違う別の何かが確かに存在していた。ただ僕が強く決意できるのは、明日もまた、強く生きるということだった。
この作品にはその力とそうしなければいけないという意識を芽生えさせる程の豊かさが存在している。あの二人はあの先どうなるかはわからないけど、きっとそんなに長くはない。でも僕はまだこの先もずっと長く存在していけるのだから、だからこそ、こんなところで”終末”を感じて止まってはいけない。先へ進むべきだ。歩みを止めてはいけない