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[アーカイブ]新しい政治のあり方。“みんなで楽しく真剣に”憲法を考えるまつりごと

※以前、別ブログで投稿していた記事の転載(4年前のものですが、都知事選で改めて政治について考えたきっかけで、そのころはどう考えていたか、こちらにも残しておこうと思いまして)

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2016年9月16日

憲法は権力者が守るもの。非権力者は憲法に守られるもの」by 小林節さん

9/9は三宅洋平さんの政治団体NAU主催の『憲法フェス』で、夕方の街頭演説と夜の討論会に参加してきました。パートナーは山本太郎参議院議員。

ゲストとして、憲法学者で先の参院選で「国民怒りの声」代表として立候補された小林節さん、安保法案可決時にダイブしたことで有名な現役議員の中で一番働いていると言われている民進党の小西洋之参議院議員、ラッパーで松戸市議会議員のDELIさん、他アーティスト。

山本太郎さんや三宅洋平さんに対して賛否両論飛び交っており、本当の政治を分かってない危ない勢力だとか、またそっち系(リベラル)かと言われたり、こういう投稿をしていると流されている洗脳されていると思われたり、政治に対して発言すると敬遠されたり、いろんな意見や反発はあると思います。

でも、ぼくは純粋にかっこいいと感じるし、勇気をもらっています。そしてなにより、三宅洋平さんの分からないことは分からないと認め市民視点で勉強を積み重ねたり、間違ったことはちゃんと謝る誠実でまっすぐな姿勢と人柄に惹かれてますし、尊敬してます。

それはお前が無知だからじゃないの!?って言う人もいるかもしれないけど、そういうぼくや、これまで政治に興味を持っていなかった人たちにきっかけを与え、確実に具体的な動きを促しています。また、そういった議論が生まれていることこそ、三宅洋平さんが立ち上がられた意義があると考えています。

そういう意味でも(たとえパフォーマンスだと言われようが)、みんなで一緒に「憲法」を考える時間と空間を作り出してくれた今回のフェスは意義があることだし、普通にとても勉強になりました。

三宅洋平さんや山本太郎さんが分かりやすくハードルを下げとっつきやすいものにしてくれたことはもちろん、今回は小林節さんや小西洋之議員と現場で活躍されている専門家も巻き込んでのより具体的かつ踏み込んだ話が聞けました。

小林節さんはさすが憲法学者兼教授で、ハーバードで学んだ自称”ディベートのプロ”というだけあって、的確で明瞭でかつバッサバッサ安倍政権や自民党改正草案について切り込んでいました。

そして小西洋之議員は夜な夜な調べ上げた証拠データをもとに、改憲うんぬんの前に、安保法案強行決議の違憲証明や、憲法審査会の位置付けを激熱く語られていました。それらはぼくのような一般ピープル、素人にとってもとても分かりやすく、その問題点を深く理解できました。(もっと別の視点も持って勉強しなきゃとも痛感させられました。)

それと同時に、ここまで追求できていてなぜその考えや想いが現政権に届いてないのかが疑問になりました。それほど今の政治は敷居が高い既得権益の持ち物になってしまっているし、それを崩すほどの世論の集結や盛り上がり、つまり具体的なアクションに結びついていないからです。

ひとりひとりの力は小さいとしても、また自分の身の回りにとっては遠い問題であったとしても、回り回って自らの生活に直結する政治について、みんなが当事者意識を持って関わり考え続け、一歩ずつでも行動に移していくことが大切だと感じました。

ぼくも活動を続け、拡げていきます。

※参照
「憲法改正の流れ」をまとめたアニメーション

<民進党 小西ひろゆき参議院議員ホームページ>
【必読】 小西ひろゆきの暴いた集団的自衛権行使容認のインチキが『週刊金曜日』で特集
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与え合いの恩贈りで巡る世の中になったらいいな。 だれでも好きなこと、ちょっと得意な自分にできることで、だれかのためになれて、それが仕事にもできたら、そんな素敵なことはないですね。 ぼくの活動が少しでも、あなたの人生のエネルギーになれましたらうれしいです。