きみよ

社会福祉士、障害児の母親 花園大学社会福祉学部卒業  高齢者施設勤務後、重度心身障害…

きみよ

社会福祉士、障害児の母親 花園大学社会福祉学部卒業  高齢者施設勤務後、重度心身障害児を出産。 現在も子育て中。 障害児の子育て体験談講演会 させてもらいます。お問い合わせなどはyasashisanet@gmail.comまで

最近の記事

アウトリーチ

アウトリーチは、社会福祉実践において 必ず必須事項になるだろう。 わたしの場合は子育てもかねて、 この17年アウトリーチをがんばってきました。 まあ驚くほど多岐にわたる 社会問題に出会わせてもらった。 息子を育てていること自体で 「この人なら大丈夫」 と思われるのか 驚くほどいろんな人に悩み事を   打ち明けられた。 中には、職場では言えない、福祉施設 勤務での苦悩などを見知らぬ人が 話してくださったり。 悩みの一つ一つが わたしの社会福祉実践の糧

    • 懐かしい白浜の思い出

      https://starpot.net/shachuhaku/onsen/sakinoyu/ 海の少ない県ばかり暮らしていた 私にとって 白浜の崎の湯は、衝撃的でした。 海めっちゃちかいやん?! それで、お風呂見える?! 二十歳の私は、京都駅からオーシャンアローにのって、 白浜につくまで、女友達たちと 崎の湯のことを、 ワーワーキャーキャー話してました。 崎の湯は、女風呂は外から見えないです ご安心くださーぃ!

      • WAニットとソーシャルワーク

        和歌山に来て17年目になります。 和歌山に来るまでは、和歌山イコール白浜 でした。観光地として、人気だからです。 学生時代には、大学のサークルの合宿で 白良浜に何回かいきました。 旅行会社の人が、 学生向けの安いペンションを紹介して くれるのです。 暮らしていた京都駅から、オーシャンアローにのって、一本で 南国気分が味わえるので 私達はよく、リフレッシュに旅行に いっていました。 崎の湯でワーワーいいながら、 お風呂に入るのがとても楽しかったです。 そ

        • やさしさネットー障害福祉はまだまだつくりあげる途中

          障害児子育て仲間のおかあさんたちに 私が伝えたいのは 私達は、利用者なんだけど、 障害福祉を作る立場でもあるんです。 障害がある人たちが、街へでる、 地域へでる それが叶わなかった時代が、少し前まで   ありました。 今は多様性の時代で、 どのような障害児の子どもでも   当たり前に学校へいく そんな想いが叶うようになりました。 子どもを連れて買い物に行く、 そんな一つの行動でも 「この街に障害児の子がいるんだ」 とお知らせしてるんです。 それは、

        アウトリーチ

          http://victim-of-bpd.hatenablog.jp/entry/2014/12/14/131113

          http://victim-of-bpd.hatenablog.jp/entry/2014/12/14/131113

          やさしさネットー障害児の母親の気持ちー

          今日は、障害児の母親としての気持ちを 書こうと思います。 長いこと私は、息子を五体満足に 生んであげれなかったと 自分を責めていました。 いまは、独身の女の人も多いし 学生時代の女友達たちを みても、 子どもをうまない生き方、 素晴らしいね! と思うことがよくあります。 こどもが10歳くらいまでは、 ものすごく自分を責めている →でも責めるってことは 子どもの存在を否定してることやん という思考ルーチンにはいってました。   母親である私が、明

          やさしさネットー障害児の母親の気持ちー

          やさしさネットー福祉職につく人ほど自分を大事にできる人に

          福祉施設、介護の仕事の人材不足が 叫ばれていますね。 わたしは、介護の仕事のよさは 「人間関係を学べる」ことだとおもいます。 というのも、介護の仕事、福祉の仕事は お客様が人、なのです。 呼び名は、利用者さん、お客様、患者さん などいろいろありますが、 とにかく相手方に「心地良い」と感じてもら うこと。これが、福祉の仕事では、 結果につながります。 「大事にしてもらえてる」 「ここは心地良い」 「この人の支援は楽になる」 など、感じてもらうことが、

          やさしさネットー福祉職につく人ほど自分を大事にできる人に

          自責の念

          父と母に期待されて育った。 貧しいながらもたくさんの 習い事に行かせてもらった。 父は私に、卓球と囲碁をやらせたかった。 でもどれも投げ出してしまった。    スネアドラムが続けたかった 私は、何一つ父と希望と期待にこたえられず、  結婚も父の希望どおりでなく、 、障害児を産んで 従兄弟のように、大学の先生に なれず、  申し訳ないと思う。

          自責の念

          やさしさネットー重度心身障害児ー

          重度心身障害児のこどもさんを 周囲でご覧になったことが ある人はどのくらいでしょうか。 私は、息子を産むまで、福祉関係の   仕事をしていたのに、あまり関わることが 無かったように思います。 知識不足や、どう言葉をかけていいか わからない、どう接していいかわからない など、 わからないことが多すぎる存在 だったかもしれません。 重度心身障害児は、増えていると ききます。 それは、赤ちゃんの命を救える 高い医療水準の日本ならでは、 だとおもうのです。

          やさしさネットー重度心身障害児ー

          やさしさネットー福祉のお仕事ーとことんつきあうー

          福祉のお仕事は、人が人を支援する、とても 目に見えにくい仕事です。 しかも、商品など形のあるものを 作りだすわけではないので 利益などが形にならない。 お給料も安いし、報われにくい仕事かも しれません。 この仕事をやりたいという方が もし私を必要としてくれたら とことん付き合いたいと思います。 なぜかというと、サービス提供者である 利用者さんも人間で、    しかも高齢や病気などで判断能力が 下がってる方も多いので、 最初にきめた、サービスをしただけ

          やさしさネットー福祉のお仕事ーとことんつきあうー

          やさしさネットー福祉のお仕事ー

          福祉の仕事で一番大事なことは コミュニケーションだとおもいます。 入所施設などは、24時間体制です。 高齢者や障害者のひとたちが、生活 をしています。 そこに、早出、日勤、遅出、夜勤、 と職員がいれかわる。 ここが一番の盲点で、利用者さんは 24時間同じところにいるわけです。 職員にしてもらうことも、トイレ介助 食事介助、入浴介助など ものすごく変化があることではない。 生きていくために必要なことを 介護してもらう、介護する。 そこに人がガラッと変

          やさしさネットー福祉のお仕事ー

          やさしさネットーアロマの授業は、子育て支援でもありました。

          私は、 ナード協会アロマアドバイザーの資格を もっています。 これは、障害のある息子になにかしてあげたいと思った私の思いから、 ご縁が繋がり繋がり、 和歌山のナードの先生方の応援がありました。 アロマテラピーは、代替療法のひとつで、 数年前に認知症予防によい作用があると 論文で発表されるなど、認知が広がって きています。 しかし、日本では雑貨として扱われて いますし、なかなか認知は広がっていません。 私の習ったアロマは、精油をクリームにしたて体に塗ったり、

          やさしさネットーアロマの授業は、子育て支援でもありました。

          やさしさネットー戦争を風化させないようにー

          https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%8E-%E9%AB%98%E6%9C%A8-%E6%95%8F%E5%AD%90/dp/4323070128 みなさんは、ガラスのうさぎという 本をご存知でしょうか。 個人的なことですが、わたしの祖母が 「必ず忘れないで」と私に何回も   言っていた本の一冊です。   わたしの祖父母たち世代の多く

          やさしさネットー戦争を風化させないようにー

          やさしさネットー高齢社会の中の一コマー

          今日、あわてて、夕ごはんの材料を買いに スーパーに行ったときに、すれ違った お年寄りがスーパーで購入したばかり のおさしみを 床に落とされていました。 パッケージがとまってなかったようで、 おさしみは、なんとフタがあいて 床に飛び出してしまいました。 ご主人が落とされて、奥様が 「ちゃんと袋にいれてへんからやん」 と怒っておられました。 フタをちゃんと固定してないスーパーにも 責任はあるんじゃないかとおもいましたが、 なにもいえずに、自分の買い物に

          やさしさネットー高齢社会の中の一コマー

          一人でも多くの障害児のお母さんが、子どものことを受け入れてくれるなら幸せ

          私のこどもの写真を見て、 ひとりでも、 子育てに悩むお母さんが 元気になってくれたら  それで幸せです。 ドレスや、女友達との旅行や飲み会も 16年前に諦めてきました。 がむしゃらに育ててきました。 こどもを見てくれる人がいないわたしには、 正社員の仕事につくことも、 もう困難でしょう。 それでも元気にやってこれたのは いろいろな方のおかげです。 これからももっと前進します。 よろしくお願いします。

          一人でも多くの障害児のお母さんが、子どものことを受け入れてくれるなら幸せ

          今の願い

          間接支援はわかりにくいです。 でも、その人、その場所が元気に なってほしいと願い、 自分よりも相手のことを考える。 ずっと無意識にそうしてきました。 これからは、もう少しお仕事にもなるように わかりやすくしていかないといけません。  わたしのかんがえでは、今暮らしている 和歌山県は、私のような他県出身者でなく 地元で生まれ育った方々が これからの和歌山県をどうしたいか 話し合っていただき、 私達のような他県出身者がそれを 応援するのがいいのかな?と

          今の願い