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起業のきっかけは『母の存在』

【高齢者向けファッションレンタルサービス 起業のきっかけ】

私の母は、84歳。先日、誕生日を迎えた。
おかげさまで、今も元気で一人で生活している。
とにかく、お洒落が大好き。
誕生日祝いのプレゼントも、bagはいっぱい持ってるいのに…
違うカラーのbagが欲しい…とのこと(笑)
とっても似合う、こちらのbagに決定!

母は、流行に敏感で新しい物を購入し、若々しく見られることが生きがい。
元気で、楽しみを持ち過ごしているのは、とても喜ばしいが…
洋服の多さは、悩みのタネだ。高齢の親を持つ私たち世代にとって、
実家の片付けは、今後の課題。そして、今後の日本の課題
ともいえる。
何より、つい「また、買ったの?」と母に言ってしまう自分対しても、
嫌になってしまう。

84歳になった母の誕生日祝いの食事会にて

けれど、私も子ども達が成人し、主人と第二の人生を考える年齢となり、
10年もすると高齢者の仲間入り。その頃には母と同じように、
女性としていつまでも美しく・お洒落を楽しみながら
人生の終盤を過ごしたいという気持ちになるだろう…。

【ビジネスプランの発案と事業当初のターゲット】

そこで、この「お洒落を楽しむ」と「洋服を減らす」を、両立できないかと考えたのが、『高齢者向けファッションレンタルサービス』である。
高齢者といっても、アクティブシニアから介護が必要な方まで、
一括りでは難しい。
このビジネスプランを事業として立ち上げるなら、明確なターゲットの
見定めが必要となる。
本ビジネスプランでは、民間企業が在宅型施設として運営し
自立している方が入居する「サービス付き高齢者向け住宅=サ高住」と
「有料老人ホーム」を、事業当初のターゲット
としている。

「高齢者向けファッションレンタルサービス」 事業当初のターゲット

自立はしているが、一人住まいや家族が県外の為心配といった理由から、
早い段階で高齢者施設に入居する方も増えているのが、現状だ。
入居することで食事の手間が省け、住まいの手入れやセキュリティの面で
安心感はあるが、決められた居住空間で生活し
限られた収納の中で、洋服を管理しなければならない。
そのうえ日本は四季があるため、必然的に洋服は増える
 また施設に入居することで、買い物や自由に出かけることが
制限される。それにより、気に入った洋服を手にする機会も、減ってくる
ここで重要なのは、高齢者施設に入居する8割が女性であるといった点。
これまでお洒落を楽しんでいた方々にとって、
自分の気に入った洋服を着る・アイティムを増やすという
当たり前に出来ていた事にも制限がかかることで、
日々の満足感や生き甲斐にまで影響する。
このように「限られた空間の有効活用」と「自分で洋服を選ぶ喜び」いった
ニーズに応えるサービス
を、高齢者施設に展開していきたいと考えている。

高齢者施設にターゲットを絞った理由

【高齢者も支える子ども世代にとっても WIN-WINを目指して】


親の存在は、大きい。
「父や母の、喜ぶ顔がみたい。」それは、誰もが持つ気持ち…。
けれど、支える私達子ども世代の負担が大きいと、
優しい気持ちがすり減っていく。

できることなら、私も含め私達世代をサポートできるサービスと
実際に高齢者施設に暮らす方々の生活の中の幸福感を両立できるサービス
事業として立ち上げることが出来れば…と
現在3つのピボット(事業展開の方向性)で、模索中。
とても有難いことに、年末から投稿をはじめたX(Twitter)で繋がったご縁で
施設の見学や、ご意見をいただく機会も増えた。
引き続き、より起業に向け解像度高く進めたいと思っている。

ここまで興味を持って読んでいただき、ありがとうございます!
是非、今後の投稿にも関心を持って本ビジネスプランを
温かく見守って頂けましたら、幸いです。
引き続き、よろしくお願い申し上げます!

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