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トレーニングを続ける理由 Part.2

前回、私はトレーニングをするに至った経緯や現在までの状態を大まかに述べてきました。

まだお読みでない方はこちらを一読ください。

トレーニングを始めてから現在に至るまで辞めよう思ったことはありません。
(しかしながら、トレーニングをしていなかった時期が1ヵ月ありました。)
確かに、とても辛いときもあります。
トレーニングが上手くいかないときもあったり、前回できていた重量ができないときもあります。
しかし、トレーニングにはそれを加味しても続ける理由がありました。

・過去の自分
・純粋な心
・最短はない
・辛さの先
・人生の再構築
・今後の予定

・過去の自分

私はいままで何かを達成したり、最期まで何かをやりきったという記憶があまりありません。
すべて中途半端であると感じました。
昔から身体を動かすのは好きでしたが、その終わり方というのは引退や挫折によるもので、ある程度の経験しか積まずに終わっています。
ジムでトレーニングすることはヘルニア予防だったのですが、それに対して中途半端はよくないと過去を振り返って自分自身を鍛えなおす意識にシフトチェンジしていきました。

・純粋な心

子供の頃、意識することなく何かに夢中になることができました。
グラウンドを走り回って、ボールを追い掛け回して、生きることそのものが表現だったように思います。
しかし、大人になるにつれて何かに挑戦したり純粋に楽しむ心が薄れてきたようにも感じていました。
大人の世界は結果が求められる世界です。
その中で挑戦や楽しむといった気概は時として邪魔になります。
その心の持ちようが大人と子供の違いのように感じます。
私はトレーニングを通して、昔のように純粋に楽しむ気概を再認識できましたし、時間をかけて変われることに感動すら覚えるようになりました。
これは、昔は日常的に知っていた感覚なのではないか、とハッとしたのです。

・最短はない

近年、巷で話題の肉体改造では短期間で身体を変化させることを謳っています。
私はそれに否定的ではないですが、やはり問題は時間です。
3ヶ月でみるみる変化していく自分の身体に喜びを感じるかも知れませんが、やはりそこには結果が絡んできています。
時間の短さと結果の意識はまさに大人仕様と言えます。
この結果得た身体は一過性の満足感で満たされて、もとの食生活に戻せば全てが元通りです。
3ヶ月で筋肉はそう簡単に付かないですし、ましてや食事制限しながらだとなおさら。
自分自身で時間を捻出して続けることによって生まれる楽しさや、身体が変化する喜びの方が何倍も強いのではないか、と私は思います。

・辛さの先

トレーニングは基本的に楽しいものとして行っていますが、時には辛いときもあります。
それは、思うようにいかなかったときや、精神的に負けてしまったときです。
目標とする地点まですぐにいけそうでいけないのがトレーニングです。
気持ちばかりがはやって、何のためにやっているのかわからなくなるときがありました。
しかし、根底には何にがあるかと考えると、その気持ちは間違っていると考え直すことができます。
コンテストにでない限り、誰とも競うことのない世界です。
ただ単に己を追及する行為であるから、その悩み自体がナンセンスであり、前進の妨げになります。
トレーニングを行う上で辛さを感じるときには外見ばかりを気にすることなく、改善点を改めたり、食事を変えてみたりすると見えてきるものがあります。
トレーニングはダンベルで身体を鍛えるだけではないところに難しさや楽しさがあるように思います。

・人生の再構築

私はこうしてトレーニングの辛さから人生を学ぶこともあります。
全く何を考えても上手くいく手立てがない時、何かに置き換えて考えると実はシンプルな答えがあった、なんてことありますよね。
トレーニングは無言で行うことが多いですが、情報はたくさんあります。
何かを考え直すきっかけを与えてくれるだけでトレーニングをしていて正解だ、と思えます。

いつの時代も素晴らしい人を見てないものねだりをしては、
あの人みたいに昔からやっていたらな
と肩を落としていました。
しかし、その人も昔は初心者だったし、いくつもの困難を乗り越えたからこそ今があるわけです。
私も未だに初心者の域を抜けられたわけではありませんが、行動に移すことで、できないことができるようになる喜びを知れましたし、それに付随する辛さ楽しみも等しく経験しました。
真摯に取り組めば結果が必ずついてくるのがトレーニングです。
トレーニングを始めて一年半。
半年後、一年後、私はどのように変わっているのか非常に楽しみです。
楽しみであるから辞めることはできません。
このわくわく感は私が読書を始めたときととても似ています。
わからないからこそ楽しい
子供の頃は常に分からないことに覆われていました。
大人になって分かることばかりをこなしてきたように思います。
その人生の再構築の要素として、私はトレーニングを続けていこうと考えています。

・今後の予定

自分自身のトレーニングを振り返る意味でも、今後はどのようなトレーニングをしているか、減量はどのように進めているか、などの記事を随時更新していこうと思います。
興味のある方は是非読んでください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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