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アウトプット⑥!最近読んだ「スキなnoteたち」をまとめて、それぞれ割と丁寧に感想を書いてみた。

前回に引き続き、アウトプットシリーズでございます!

2024年問題(運送)、日本の縦社会、書くこと・読むこと、発想の転換、日本人と西洋、給与と幸福、
仕事において忘れたくないこと。こんな内容です!

なんだか、全部全部アウトプットシリーズにまとめていると文字数がすごくなるから、今回は5トピック。サクッと読める文量で、と思っていたんですが、また気づけば4700文字くらいです涙

前回のはこちら↓

2024年問題(運送)

【2024年問題】
一人あたりの労働時間が制限され、一人が運ぶ量が圧倒的に減る。物流難民が増加するのは必至。そうすると、荷主は運賃を従来通りでは運送会社から運んでもらえない。世間の慣わしとして、数が少ないが必要な物は、値段が上がる。

トラックの台数が減れば、運賃をしぶしぶでも上げざるを得ない。この業界に生きる私としては、かなり期待している。だが、日本人というのは固定観念をくつがえせない。保育士や介護士は給料が安いと一般労働者の常識です。運転手から見れば、人を相手にする大変さがよくわかる。

世の中の給料の仕組み
・その仕事に就くための難易度
・就業してからの大変さ

給与算出
・どれだけ社会に役にたっているか
・どれだけ社会に影響力をもっているか

産業の構図は、封建的なピラミッド型「製造業>小売業>運送業」。三角形の底辺に位置する運送業が圧倒的に数が多い。多い物には価値が減るという現象はここでも生きている。

しかし、その多かったトラック運転手が減り出したということは、ここで逆転現象!数が減れば、価値を上げなければ、成り立たない。物を作ったはいいが、消費者の元に届かないとなれば本末転倒。だから、絶対になくならない仕事だし、価値ある仕事。

私は誇りをもって日々お客様の荷物を運んでいます。

感想

世の中全般に「お金ベースでの価値のはかり方の見直し」が必要な気がしている。どれだけ人の役に立っていて、感謝されるべきか、それが値段の決定に必要な要素だと思っている。でも、なんだか最近はそれがズレていると感じることが多い。

家に飾るようなアートに莫大なお金が支払われているのにも、アートを家に置きたいタイプじゃない自分的には、同じお金があったら、別のことに使いたいと強く思うタイプだ。

ちょっと例えが悪かったかも知れないけれど、生活をどれくらい豊かにするのか?その仕事がどれくらい大変なのか?もう一度よく考えて、私達ひとりひとりが購買行動を続けることで、値段は変わると信じたい。

そして、最後の一行が好きすぎた。俺も春から自分のやる仕事に誇りを持って、楽しく働けるように勉強に励みたい!

日本の縦社会はどこから?

タテ社会的な日本人気質はいつから生まれたのでしょうか。歴史学者によると、聖徳太子の時代からだと言う人も。十七条の憲法の第一条『和を以て尊しとなす』(※意味:仲良くするのは尊いこと。和をなによりも大切なものとしなさい)の一文がきいているそう

「何事をやる にも、みんなが仲良くやり、いさかいを起こさないのが良いということ」

ペリーの来航から、幕末という時代区分が始まる。閉鎖的な社会がくずれ始める瞬間。それまでも、中国、朝鮮、オランダとは長崎を開港して付き合っていたが、限定的だった。日本には日本人しかおらず「単一民族」になった。『公意識』が高まり少数の集団という数的利点も手伝って一定の秩序が生まれた。

いくら島国と言っても邪馬台国の時代から、中国、朝鮮からは文物は入ってきていたので、日本文化の全てがオリジナルではない。聖徳太子の時代には仏教が伝来。もともと神教しかなかった日本に仏教を取り入れようと決断したのは聖徳太子。

感想
いっつも言語的な問題で、敬語があるから上下関係が明確になるのでは?とか、部活動での先輩後輩の概念もそれに付随してくるから、日本は「縦社会」なんじゃないか?と思っていた。まさか聖徳太子まで遡る「縦社会な理由の一つ」が出てくるとは!その昔の考え方が、島国鎖国もしていた時期もあったし、「なんでこの上下関係が存在しているのだろう?」と問う機会も少なかったのかも知れない?あなたは、なんで日本には「縦社会」の色が濃いと思いますか?

書くこと、読むこと。発想の転換!

読むというと、文字の羅列を目にするという意識ではなく、その作家の面白い話に耳を傾けるというスタンスに変わると、ストレスなく読めるようになりました。

読書の醍醐味は、自分の好きな時間に誰にも気を使うことなく好きな作家のお話を聞けることです。

よく読書家は大きな失敗をしない、と言われますが当然だと思います。何故なら人類の失敗の歴史を知っているから。そもそも、何故書物なる物が存在しているかは、人間の人間たる所以。動物は今生きて経験したノウハウを次の世代に引き継ぐことはできない。生まれたらまたゼロからスタート。

人間は、先人が残してくれた技術を継承して、さらに発展させていく。書物はその最たるもの。凄いのは、2000年以上前に書かれた孔子やプラトン、アリストテレスの本がまだ読みつがれていること。書いた本人たちも作家冥利につきるだろう。

人間は確実に死ぬ。しかし。こうして本という形で自分の脳にあったことが、人類の役に立っている事を考えれば、見方によっては死ではなく生き続けているのと同じではないか。多くの作家さんの理想の到達点はそこにあるように思う。

感想
確かに。自分は本を読むのがとっても苦手。長くて、「早く自分の気になる情報を教えてくれよ!」となってしまう。現代っ子あるあるの「短すぎる注意持続時間(Attention span)」なのかも知れない。でも、本が好きな友達も同世代でたくさんいるから、結局のところこれは性格なんだと理解している。

まあ、それはさておき、この記事の好きだったのは、自分が書きたいと思う理由を前に一回自分で考えてみて、達した結論を、もう一度まとめてくれた感じがしたから。

そうだ。自分の頭の中にあることが、傲慢かも知れないけれど、いつかどこかで誰かに楽しんでもらえたり、役立つかも。この感覚が好きで自分は文章を書いているんだ。改めて、リマインダーとして、この人類スケールでの発想を頭の片隅に置いておきたい。

日本人と西洋、そしてお金

日本人がアメリカ人に勝てる瞬間というのは、鳥肌ものだったそう。戦争でアメリカにコテンパンにやられて、GHQに国の内政を掌握され続け、強い劣等感を当時の日本人はもっていたので、たとえスポーツでも勝利する現実に興奮したそう。

まだ子供の頃祖母から『他人と比べたらいかんよ。よそはよそうちはうち』ということを繰り返し言われました。そのことを友人数人に話したところ、同じことを言われたと言っていました。おそらく、祖母らの世代(昭和2年)生まれの方たちの流行語だったのでしょう。

私が常々思っているのは、お金は手段であって目的ではないということです。

ある経済学者が人間が幸福を感じる年収を試算し分析した結果、800万円だそうです。

感想
GHQが憲法も含めてまるっとデザインして、それに乗っかる形で成長した国が日本だと思っている。もちろん代々のご先祖様たちの頑張りがあるから、今の日本があるのも事実なのだけども。それにしてもアメリカの影響はデカい。だから、僕を含めた日本人の頭の中には「西洋(米国)には敵わない、彼らは一段階優れた奴らなのかも知れない」そんな感覚があるのではないか?と思っている。

実際、世界中での植民地の歴史をみても、白人が上に立つシーンは、目に馴染みがある。でもこういうのも、過去の人類が作った「悪しき常識」だと思う。今は人種とか肌の色とか国籍とかに関係なく、みんなが尊厳を持って生きていけるような世界に向けて少しずつではあるけど、現在進行系で進んでいると思っている。それでも、まだ頭にこびりついたイメージを取り除いてアップデートするのって難しい。

そして、収入の話。お金は人生の全てじゃない。そんなに崇高で圧倒的なモノではない。でも事実、お金という物差しにすごく頼って毎日を生きている。800万円、か。そんなになくても別に幸せに生きられるんだろうな〜とは思う。かといって、幸福度で言うと一番良いであろう800万円の世界を体験しないとわからない。仕事頑張るぞ。お金があとから付いてきて、気付いたら800万円の世界線にいるのが理想。

仕事において忘れたくないこと

人間は何のために生まれてきたのか、という問いに武者小路実篤は著書『人生論』の中で『仕事をするため』と明言しています。人類が未来永劫存続するためには、それぞれが、自分に課せられた仕事をすることである、と。
仕事を『人の役に立つこと』と定義すると、利他の精神が生まれやすくなります。もちろん、人の役に立つから、その対価としてお金が発生します。”

人の役に立つための仕事を実行していた人たちがいる。中世から近代まで活躍した近江商人です。彼らの有名な理念が『三方よし』です。『売り手よし、買い手よし、世間よし』という商売哲学。物を売る側と買う側の両方とも得をしなければ、世の中はよくならない、という考え方。

感想

日本国憲法にも、労働が国民の義務だと書いてある。やっぱり人間の人生の中で、最も多くの時間を投下するだけあって、やっぱり大事。

最近よく考えるんだけど、仕事から得られる喜びって大事ね。【大学生(学費を払ってそれを消費ししているお客様)】→【社会人(まだ研修中だけど、なにか消費者・顧客に対して価値を生み出す側)】へのシフトがこの4月に起こった。

今までは、たくさん納税してくれている人たちのお金で作られた、インフラやサービスの恩恵をずっと享受してきた。けど、これからは、そこに自分も貢献していける。スケール感としてはすごく大きい話にはなるけど、自分の毎日の仕事が、どこに繋がっているのかを絶対に忘れないようにしたい。レンガ職人の話を思い出す。

【新人研修の定番スピーチ】
旅人が、建築現場でレンガを積んでいる職人に「何をしているのか」と聞く。 1人目は単純作業として、2人目は生活のため、3人目は、後世の人々の心のよりどころとなる大聖堂を建てようとレンガを積む。 同じ作業をしていても、何を目的とするかによって、感じ方は違ってくる。

毎日新聞

どうせなら、自分のやることに意義があると感じながら出来たほうが幸せだと思う。当然、社会人生活は甘くなくて、辛くなるときもあるだろうと思う。けど、仕事は自分のやりたいことを叶えるだけじゃなくて、周りの大事な家族や仲間、ひいては社会全体のためにやっているんだ、という原点を忘れたくない。

なにかに集中していれば集中しているほど、そもそもどこを目指していたんだかわからなくなったりして、それを忘れてしまうと、すごく空虚な気持ちになるんだろうなと思う。だからこそ、原点回帰を大事にしたい。

こんな風に文章で残しておくと、ふと誰かが読んで「いいね」をつけてくれたことがきっかけで「なんの記事だっけか?」と見返したときに、思い出せる。

最後に

このアウトプットシリーズ、冒頭でも書いたけれど、なんかキリが無い気がするから一旦やめようかと思う。でも、⑩まではせっかくだしやってみたいとも思う。また30分だけで書く!みたいな形で続けてみようかな?でも、まあ趣味だし、テキトーに自分の心の声に素直に楽しめば良いよね。内容はなんでも、書いている時間がなんだか落ち着くし、記事を公開してから、みなさんとこれをきっかけとして、面白い話が出来るのが一番の喜び。だから、続けたい思いも確実に自分の中である。ちょっとした葛藤!

最後まで読んでくださってありがとうございます!
また次回のnoteでお会いできるのを楽しみにしています👋


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僕のnoteを読んでくださって、ありがとうございます!お金という形でのご支援に具体的なリターンを提示することは出来ないのですが、もしサポートを頂いた際は、僕自身の成長をまたnoteを通して報告させていただけるように頑張りたいと思っています。