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私の選ぶ夏の歌~後編 宵の空~

いきなりな企画ですが
夏の曲を16曲
夏における陰と陽をテーマとして
考えて選んでいきたいと思います
2編なんで32曲
ちょっとしたコンピレーションアルバム的な感じで読んでいただければ幸いです
時代も何もかもをガッツリ超えて!
一回は聞いたことあるでしょ??って曲を選びました
前編、灼熱の夏編はコチラ


ルール説明

前編にも書きましたが
改めてルール説明

1アーティスト1曲まで

やっぱりコンピレーションといいますか
色々なアーティストに色々な夏の曲がありますので
32アーティスト32曲にて対応していきたいと思います

バンドとソロ

どちらか一曲とさせていただきます
サザンオールスターズと桑田佳祐は同一アーティストとして扱います
なお、サザンオールスターズと桑田佳祐に関しては
選びきれないほど名曲があるので別記事にて記載します

カバー曲

シングルカットされているカバー曲はセーフにします
カバーベストとかで歌っているのは入れません

M1、リフレインが叫んでる 松任谷由実 (1988)

夏の曲って訳でもない歌詞なのですが
「いつか海に降りた あの駐車場にあなたがいたようで」
という一節が夏の終わりの感じがします
ユーミンの曲って女性から見た男性の視点と
男性からみた女性の視点がどちらもあって
もっというとそれが曲の捉え方によって全く変わるんですよね
この曲も然り
男性がする後悔も
女性がする後悔も
カセットテープのなかの曲ですかね・・・

M2、湘南 MY LOVE TUBE (1991)

TUBEの歌う切ない夏の歌
鵠沼とか江の島とか湘南の地名がでてきますね
「始まりと終わり ふたりの熱い涙 砂浜だけが知っている」
夏に海で出会った二人が夏の終わりに別れる情景
それを一節にするとこういう形ですかね
海と砂浜はなんでも知っている・・・

M3、夏をあきらめて 研ナオコ (1982)

サザンオールスターズの名曲
日本レコード大賞作曲賞受賞曲となります
「きっと誰かが 恋に破れ 噂のタネに 邪魔する」
噂って怖いですね
全体的に湘南の気怠さを感じる曲です
付き合う前に海に行ったら雨降ってきて・・・
みたいな曲です
諦めの夏・・・

M4、何も言えなくて・・・夏 J-WALK (1991)

この歌詞に出てくる女性ってとても素敵な人だと感じます
「私にはスタートだったの あなたにはゴールでも」
付き合う事がスタート(≒先(結婚)を見据えている)のか
付き合う事がゴール(付き合って終わり)なのか
そのすれ違いで別れてしまったんだなって感じます
そんなことを言える女性って強いなって思いますし
素敵だなと思います

M5、君がいた夏 Mr.Children(1992)

夏にしか会わない人との思い出を表現したような曲
「また夏が終わる もうさよならだね」
親戚なのか、知り合いなのかわかりませんが
夏にしか会わない人っていますよね
そういう感覚でしょうか
しっかし1枚目のシングル曲
ラジオ等で耳にしますが
いい曲ですね

M6、夏の終わり 森山直太朗(2003)

日本人として正面から受け止めないといけない
戦争の記憶
昔みたいに戦争追悼ドラマをやるわけでもなく
淡々と時間だけが過ぎていきます
思い出させない、様々な人に配慮をする
勿論それって大切な事なのですが・・・
もう戦後75年を超えて記憶の風化がすすむなかで
本当にそれでいいのでしょうか
と思う事もあります

M7、secret base〜君がくれたもの〜 ZONE(2001)

1学期で転校してしまう人との話
「10年後の8月また出会えるの信じて」
10年後ってことはこれ中学生くらいなんだろうなって思ってます
22~25でまた会おうなんだろうなって
今だったら手紙とか電話とかでなく
SNSとかLINEとかなんだろうな・・・
そういう意味で時代的にそういうものがなくてよかったな
って歌詞ですね

M8、海、その愛 加山雄三(1976)

加山船長!永遠の若大将!
海にまつわる曲が多い茅ヶ崎の大スターですが
この曲をセレクトしてみました
これ、失恋してる気がします
いや、失恋ってわけでもないんですけど
何か失敗した感じです
「あしたの希望(のぞみ)を俺たちにくれるのだ」
海って凄いですね・・・

M9、Mr.サマータイム サーカス(1978)

フランスで発売されていた「愛の歴史 原題:Une Belle Histoire」に対して邦訳を付けた曲
昭和歌謡といいますか、そういう曲って色々ありますよね
個人的には昔プレステかなにかゲームのCMで流れてきた曲で
曲の感じは夏の気怠い感じで
映像は親戚の家に行く感じだった気がします
「ミスター・サマータイム 探さないで あの頃の私を」
どこか哀愁のある歌詞が夏の夕方感です

M10、カナリア諸島にて 大瀧詠一(1981)

大瀧詠一さんも夏の歌が多いですね
この曲をセレクト
「もうあなたの表情の輪郭もうすれて」
失恋の逃避行でカナリア諸島
だんだん忘れていったんでしょう・・・
作詞家:松本隆の世界ですね
やっぱりこう、詩の世界って曲の中かなり大切で
カナリア諸島には行ったことないですが
情景が浮かんできますね

M11、夏を待つセイル(帆)のように ZARD(2005)

名探偵コナン 水平線上の陰謀の主題歌
映画の内容は全く覚えていませんが・・・
「ただ自分の気持ちに 真正直でいたいけど それで人を傷つけることもあるね」
事恋愛において
真正面からぶつかり合っていてもいいことないですね
ヨットハーバーなイメージですが
次の夏が楽しみです

M12、蛍 福山雅治(2010)

福山雅治も夏の曲が多い!
ウォーターボーイズのイメージありますね!
「古い教会 坂道の通学路 逢って欲しい 人がいる」
長崎のイメージです
福山雅治が長崎出身なのもありますし
いつか帰ろうって言ってますが
結婚の挨拶ですね
きっとこの夏は結婚の挨拶をした人も多いことでしょう

M13、プラネタリウム 大塚愛(2005)

夏の思い出っていつになっても忘れられないこともあるわけで
「あの香りとともに花火が ぱっと開く」
香りってきっと人間の記憶の中で大きな部分を占めていて
そういう意味で大切なんだと思います
歌詞を読んでいて、どんな曲だったか思い出せず・・・
タイトルと歌詞は覚えてたんですが・・・
なんか不思議な曲でした

M14、夏休み 吉田拓郎(1971)

夏の定番曲ですね
もう50年も夏の定番って凄い・・・
みんないなくなっちゃうんですよね
ちょっと怖い内容ですが
そういう寂しさが歌詞の世界
夏が終わるときってそういう気持ちになりますね

M15、少年時代 井上陽水(1990)

案外新しい曲だったことにびっくり
「青空に残された 私の心は夏模様」
だんだんこう、秋の空に移っていく中で
自分ひとり残されていくような感じに陥ることもありますね
音楽の教科書に載っていたイメージです

M16、夏の終わりのハーモニー 玉置浩二(1986)

全32曲最後の1曲です
タイトルからも夏の終わりです
32曲全ての曲に
誰かの思い出があって
その思い出があるからこそ
今でも歌い継がれ聞き継がれてきているのだと思います
「真夏の夢 憧れを いつまでも ずっと 忘れずに」

おわりに

夏の歌、色々選びましたが
正直こちらの方が選びたい曲があったり
今回の制約上、選べない曲があったりと・・・
ただ、名曲といいますか
自分の聞いてきた曲と改めて向かい合うと
色々思う事もありますね
音楽って素晴らしいです

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