【中日ドラゴンズ】中田翔選手獲得!? メリット・デメリットどちらを優先する?
驚きのニュースが飛び込んできました。
FA権を行使するか注目された巨人・中田翔選手。
結果、FA権を行使することはなく、巨人に残留することが決まったと思っていましたが、オプトアウト権を行使して契約破棄を選択。今後、自由契約選手となります。
中田選手の場合、FA権を行使しての移籍だと人的補償が発生するBランクとみられていましたが、自由契約になったことで、人的補償のリスクがなくなり、補強に動きやすくなりました。
早速、貧打解消に向けてドラゴンズが、中田選手獲得に向けて動き出したようです。
メリット、デメリットありますが、どちらを優先するのか。探っていきます。
メリット2点、デメリット3点
メリットは、貧打解消のピースになること、人的補償を伴わないこと。
デメリットは、来季35歳になる年齢、若竜の出番減少、故障です。
私個人の意見としては、中田選手の獲得に賛成です。
デメリットの方が項目的には多いですが、貧打解消に向けた一手として非常に大きな価値があると考えています。
中田選手を獲得すれば、FA権を行使した山川穂高選手(西武)の獲得に動かなくてもよくなります。
脅威だった中田選手のバット
中田選手は今季、故障の影響もあり92試合の出場。15本塁打に留まり、前年度の成績を下回っています。
本塁打が生まれやすい東京ドームを本拠地にしているとはいえ、ドラゴンズにとって、中田選手の長打力、相手に与える脅威は戦力になります。
実際、今季も巨人と対戦した際、チャンスで中田選手に打席が巡ってきた時は嫌な汗が出ました。
ダブルプレーを取れるという計算もできますが、一振りで試合の流れを変え、複数得点奪える中田選手の打撃は脅威でした。
中田選手の加入が、ドラゴンズの層を厚くすることは間違いありません。
貧打解消に向けた補強が必須だっただけに、打点王3回の実績がある中田選手の獲得はプラスだと考えています。
故障、年齢が・・・
一方、先ほど触れた故障、年齢は大きなネックとなります。
35歳という年齢が中田選手自慢の飛距離を落とし、そこに広いバンテリンドームの壁が立ちはだかることを考えると、巨人時代のような活躍は望めないかもしれません。
先の事を考えても、長く現役を続けられる年齢ではありません。
シーズン途中の故障離脱も十分に考えられ、機能しない可能性もあります。
最大のデメリット 今季が無駄に?
また、最大のデメリットが、若手を積極的に起用するという方針に逆行することです。
中田選手のポジションが確約されているわけではありませんが、特に鵜飼航丞選手の出番減少が見込まれます。
中田選手のポジションは一塁。鵜飼選手のポジションは外野ですが、大島洋平選手、岡林勇希選手、細川成也選手の外野陣は強力です。
一塁参戦が本格的になると予想される中、ゴールデングラブ賞を5度も受賞している名手・中田選手の加入で、鵜飼選手の出番が限られます。
鵜飼選手は、打席数を重ねて一発を放つ長打力が魅力です。
1打席で勝負する代打では、良さを十分に発揮できるとはいえません。
2023年、若手を積極的に起用し、来季に繋げようとした立浪監督。
方針がブレれば、今季の我慢が無駄になる可能性もあります。
竜になかった強力なピースに
ただ、人的補償が発生しないことで、思い切り中田選手の獲得に向かうことができます。
人的補償で若手有望株を獲得されたら、ドラゴンズにとって大打撃を負う所でした。
デメリットもありますが、それよりもメリットが上回ると考えています。
中田選手が求める出場機会が確約されているわけではなく、若手が中田選手を飲み込む可能性もあります。
中田選手の本意ではないかもしれませんが、代打で出場すれば、相手にかなりの脅威を与えることができ、今季のドラゴンズになかった強力なピースとなります。
中田選手に加え、ビシエド選手、宇佐見真吾捕手が代打で控えている可能性も十分にあります。
試合終盤の勝負手が増え、相手に脅威を与えることができれば、勝ち星を拾えるチャンスも増えます。
中田選手の獲得、皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】
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