初回で試合が決まってしまいました。ドラゴンズは24日、敵地・マツダスタジアムで広島と対戦。2対6で敗戦し、連勝することはできませんでした。

ドラゴンズの先発・涌井秀章投手は初回に2本の本塁打を浴びるなど5失点。広島の先発は九里亜蓮投手。勝機を探るのが難しい展開となりました。

ただ、これは全て結果論。長丁場のシーズンではこういった試合もありますし、涌井投手に対する信頼感が消えるわけでもありません。

この日の結果は厳しかったですが、敗戦の中でも輝いた投手がいます。橋本侑樹投手、藤嶋健人投手です。

欠かせないピースへ

橋本投手はここまで9試合に登板し、無失点投球を継続。イニング跨ぎをこなすタフネスさも兼ね備え、個性を発揮しています。

今春のキャンプでは先発として調整していましたが、シーズンではリリーフとして起用されている橋本投手。

橋本投手が先発している時に投稿しましたが、140㌔中盤の直球とキレ味鋭いスライダーを持つ投球スタイルは、リリーフに向いています。

砂田毅樹投手が2軍で調整する中、登板するごとに存在感が増している橋本投手。ビハインドでの登板が多いですが、欠かせないピースになりつつあります。

完璧な投球続く

藤嶋投手はここまで10試合に登板し、防御率1.23。直近3試合では走者すら許さない完璧な投球を披露し、チームに流れを引き戻すキッカケを作っています。

打線の状態もあって逆転には結びついていませんが、打線の状態が良ければ、大逆転勝利のキッカケとなる投球として注目を浴びているでしょう。

藤嶋投手もビハインドでの登板が多いですが、実績もあるだけに安心感があります。開幕1軍には間に合いませんでしたが、藤嶋投手がベンチ入りしてるだけで作戦の選択肢が増えていることは確実です。

光が当たりますように

勝てない日々が続きますが、橋本投手、藤嶋投手の貢献度は非常に大きいです。失点する試合もあると思いますが、このまま1軍に台頭すれば年俸アップは確実です。

試合に勝てばヒーローが誕生しますが、負ければ光に当たることはありません。

橋本投手、藤嶋投手の活躍にもっと光が当たりますように。

厳しい試合が続きますが、敗戦の中にも希望の光が灯っています。

【参考サイト】