見出し画像

【中日ドラゴンズ】代打・代走に改良の余地あり!試合終盤に圧を ~6/23ヤクルト戦~

交流戦が終了し、通常の戦いが戻ってきたドラゴンズ。本拠地にヤクルトを迎え、少しでも4位との差を縮めたい3連戦となります。

ここ最近、懸念されていたリリーフ陣の役割が形になりつつあり、登板過多解消への希望が見えつつあります。先発陣では高橋宏斗投手がプロ初完封を記録し、リリーフ陣の負担を軽減させました。

そんな中、次なる懸念点も浮上しています。交流戦が終わった今こそ、動き出す時ではないでしょうか。

シーズン前からの課題

次なる懸念点、それは野手陣です。元々、少ない得点を守り切る野球を基本としているドラゴンズですが、チーム全体の打撃成績は決して良いとは言えません。

交流戦のチーム防御率が12球団中3位だったのに対し、得点数は11位。シーズン前から分かっていた課題ではありますが、このまま見過ごすわけにもいきません。少しでも状況を改善するため、何かしらの行動を起こす必要があります。

細川成也選手、福永裕基選手、村松開人選手ら新顔の活躍は大きな収穫です。しかし、スタメンで出場する選手とベンチに控える選手とでは、大きな差があるように感じます。

1点差負けの試合が・・

若竜がスタメンに定着しつつある今、試合をひっくり返すような代打や代走の存在が重要となってきます。現状、ドラゴンズが向き合うべき課題はここにあるのではないでしょうか。

交流戦の負け試合(10試合)の平均得点は1.6点。野手陣だけに責任があるわけではないですが、1点差負けの試合が5試合あります。代打や代走が機能した場合、1つでも多く勝利を奪えていた可能性があります。

1日のソフトバンク戦では、同点の8回に途中出場の高橋周平選手が決勝打。2日のオリックス戦では延長11回に村松選手がサヨナラ打。交流戦序盤は少しずつ打線が力をつけてきたと感じましたが、その後は沈黙する試合も増えていきました。

代打・代走の選択肢

この日ベンチ入りしている野手陣の中で、打率2割台以上の選手は4人。味谷大誠選手が6打席、後藤駿太選手が1打席と打席数が少ないことを考慮すると、打率2割台の選手は2名。代打の起用を考えた時、手数が限られてきます

ビシエド選手がベンチスタートの場合もありますが、試合前時点の打率は2割1分1厘。この他に高橋周平選手が打率1割9分2厘、溝脇隼人選手は同1割3分3厘。福田永将選手には今季初安打が生まれていません。

代打や代走は、現状を打破したい時に使いたいところ。現状のメンバーでは、やや迫力感や威圧感に欠けるという部分は否定できません。

試合終盤に圧

0対1で迎えた8回に3点を奪われ、突き放されたドラゴンズ。代打や代走が絡んだわけではありませんが、試合終盤の3失点は重くのしかかります。

ヤクルトは元々強打のチーム。山田哲人選手、村上宗隆選手が調子を落としていますが、得点能力を有しています。

一方、ドラゴンズはヤクルト打線より破壊力はありません。代打や代走で流れを変えて得点する形も模索する必要があります。

代打の神様を生み出すのは難しいですが、ある程度形を作りあげ、試合終盤に圧をかけることができるような選手が必要です。

皆様はどのように考えますでしょうか。

【参考サイト】


この記事が参加している募集

スキしてみて

野球が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?