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士業経営の落とし穴【みんなハマる】第238話 成長の要素

ビジネスにおける人材の成長について、有名なロミンガーの法則では

仕事上の経験70%
第三者の薫陶20%
社内の研修 10%

が有益だという。

良質な経験が運よくできればいいが、そうもいかない。

仕組みとして触れる機会がほしい。

名南経営ではマネジャー研修を早期に受けてもらう。

それは単純な話しだ。

良質な経験をするにも、言語習得やマインドの準備がないといけない。それがないと効果はないからだ。そういう準備を経て経験して、鬼速でモノにする。

経験たっぷりしてから理論を学ぶのは生産性が低い。品質をあげてから顧客ニーズを聞くようなもので、愚の骨頂だ。

まず、モノの考えの型、ここでは「いかにお客様・組織の本質的な問題解決を目指すか」の姿勢を身に付け、実践でクオリティを上げる。

で、その次に薫陶だ。薫陶は難しい。薫陶は与えるより受けるもの。人格者じゃないといけないというバイアスは無益だ。

自分はダメ人間だと思っても、自他の人格陶冶をしたいと思えば薫陶をしていけばいいと思う。

だいたい失敗のない人生の人に誰も感化されない。

人間進化の条件である

1.近くの人とアイコンタクトと会話をして常に関わりを持つ優しさ
2.いざというときに鬼になれる強さ
3.そういうときでも己を忘れない冷静さ
4.経験を活かし、壊滅的でも、不安なく対処、自他の精神を考察しうる知恵
5.それを永遠に磨き続けるしか幸福はないという諦念

とかは、部分的に時間をかけて体得していくものだろう。

とうわけで、人を成長させることは、すぐにでも始められるし、したほうがよいだろう。

遠慮は無用だ。





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