「笑う」の効果とは?
先日、落語の寄席に行ってきたことをNoteで報告しました。
その際も「笑う門には福来る」と締めていますが、笑うことは大切だなと日々感じています。
どのくらい笑うことが大切なのか?
日常生活でほとんど笑うことがない人は、ほぼ毎日笑う人と比べると、男性で約2倍、女性では約3倍、認知機能が低下しているという研究結果があるそうです(福島県立大学医学部大平哲也教授の研究チームが行った調査より)。
笑いの効果としては、
1 有酸素運動となる
笑うことは散歩と同程度の運動効果
2 リラックス効果
副交感神経の動きが活発になり血行促進効果もあり
3 脳内リセット
脳が休まり、ストレスが軽減
4 人とのつながり
笑顔は親近感を呼び人との交流は認知機能にも良い影響
の4つがあげられています。
職場においても、イノベーションが起きる職場には笑いとユーモアがあると言われています。その理由は、
1 笑いがあるのは楽しい職場
笑いは楽しさのバロメーターです。楽しい職場は余裕を与え、モチベーションを向上させます。
2 仲間意識が高まる
ともに笑うことは価値観の共有につながりチーム意識の向上につながります。
3 心理的安全性が高まる
冗談を言える環境はお互いのユーモア、笑いを受け止め合うことからはじまります。アイデアが生まれやすい環境も同じです。
4 笑いを生むプロセスはインベーション創出プロセスとにている
あるものごとを違う角度から見てみる、別の者同士を組み合わせるといったことから笑いが生まれます。イノベーションが生まれるプロセスにも同じことが言えます。
笑いは心身の健康と組織の革新力を増す力があるのです。
とはいえ、いきなり「笑え!」と言われてもなかなか難しいかもしれません。
どうすれば自ら笑い、笑い合える環境をつくることができるでしょうか?
まずは、自分一人でも笑えるものを見つけましょう。お笑い番組でもいいですし、ちょっと面白いな、って思ったら大げさなくらい大笑いしてみましょう。つくり笑いでも血行促進など健康効果はあるそうです。
次に、人と笑いを共有しましょう。テレビを家族で観ている時に大笑いしてみたり、面白かった内容を話してみたりしましょう。また、よく笑う人と話せる機会を見つけることも自分自身が笑うきっかけを与えてくれるでしょう。
いかがでしょうか?笑いたくなってきましたか?
2024年、世の中が笑顔で包まれますように!
参考文献:「素敵なあなたへ 2024年1月号 発行元:キリンホールディングス」
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